今回記事でご紹介するのは1984年51号から1995年25号まで週刊少年ジャンプに連載されていたバトル漫画、『ドラゴンボール』(鳥山明)のあらすじです。
単行本は全42巻完結済み、アニメは全519話フジテレビで放送されました。
今でも世界中で愛され続けている鳥山明最大のヒット作で、黄金期の少年ジャンプを代表する偉大な作品でもあります。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『ドラゴンボール』のあらすじ
主人公は猿のしっぽが生えた少年・孫悟空(そん ごくう)。

人里離れた田舎で元気一杯に育った野生児で、誰に対しても物怖じしない性格をしています。
ある日のこと、悟空は天才発明家の少女・ブルマと出会い、七個集めればどんな願いでも叶えてくれるドラゴンボールの話を聞かされました。
いわく、ドラゴンボールを全部揃えると神龍(シェンロン)を呼び出せるらしいのです。
育ての親・孫悟飯(そん ごはん)の形見の球がそのうちの一個だと知った悟空は、ブルマと共にドラゴンボール回収の旅に出ます。
旅の途中で盗賊ヤムチャを友に得て、牛魔王の娘チチと将来の約束を交わし、世界征服を企むピラフ一味の野望を打ち砕いた悟空。
その後、武術の達人・亀仙人(かめせんにん)に弟子入りし、8か月に及ぶ特訓に耐え、体内エネルギーを衝撃波として打ち出す奥義・カメハメ波を会得します。
亀仙流の免許皆伝を許された悟空は、修行の総仕上げとして天下一武道会に出場。
変装してエントリーしていた亀仙人に惜しくも敗れるものの、準優勝をおさめました。
天下一武道会終了後、ピラフ一味がドラゴンボールを集め、地球の神から分離した悪の化身・ピッコロ大魔王を復活させます。
師匠亀仙人と親友クリリンをピッコロ大魔王に殺された悟空は、旅の途中で知り合ったヤジロベーとカリンに協力を求め、万全の態勢で敵討ちに臨みました。
壮絶な戦いの末、ピッコロ大魔王に勝利した悟空。
しかしここで不測の事態が発生します。
ピッコロ大魔王が神龍を殺しドラゴンボールを消滅させた為、死者の蘇生が不可能になっていたのです。
ならば神様に直談判するしかないと天界へ向かったところ、願いを叶える条件として3年間の修行を課されます。
そうとは知らず生き返った仲間たちは、悟空がピッコロ大魔王と相討ちになったと思い込みます。
3年後。天下一武道会にエントリーした悟空に仲間たちは歓喜し、子供の頃の約束を果たせと迫ったチチは、その場でめでたく娶られました。
祝福ムードも束の間、ピッコロ大魔王の転生体・マジュニアが決勝戦で待ち構えていて……。