『黒執事』のあらすじ・ネタバレ解説まとめ

今回記事でご紹介するのは『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のキャラデザを手掛けた柩やなの漫画、『黒執事』のあらすじです。

『黒執事』は2006年に『月刊Gファンタジー』で連載スタート、単行本既刊33巻。

2024年には待望のアニメ続編も決定し、ファンを大いに沸かせました。

シリーズ累計発行部数は3500万部を突破し、実写映画化や舞台化もされています。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『黒執事』のあらすじ

19世紀末ヴィクトリア朝のイギリス。

ファントムハイヴ伯爵家の若き当主シエル・ファントムハイヴは、弱冠12歳にして女王の番犬の役目を拝し、国の秩序を脅かす不穏因子を葬っていました。

シエルに仕えるセバスチャン・ミカエリスは、主人の世話や来客の接待、さらにはポンコツ使用人のミスまで完璧にフォローしてのける万能執事です。

シエルとセバスチャンには大きな秘密があります。

セバスチャンの正体はシエルと契約を結んだ悪魔で、シエルの願いを叶える代償に、片目に魔法陣を刻んだのでした。

出典:アニメ『黒執事』公式サイト

今を遡ること数年前、幼いシエルは両親を惨殺されたのちカルト教団に売り飛ばされ、凌辱を受けた挙句、儀式の生贄として捧げられます。

その際召喚された悪魔こそセバスチャンで、シエルの目的は両親の復讐を遂げることだったのです。

後日、娼婦を標的にした連続殺人が発生。

女王の命を受け調査に乗り出したシエルは、犯人が「切り裂きジャック」と呼ばれていること、遺体の子宮が持ち去られていることを突き止めます。

セバスチャンを助手に従えた捜査の過程で、貧民向けの診療所を営む叔母のマダム・レッドや、ファントムハイヴ家と懇意にしているチャイニーズマフィアの劉から情報収集したシエルは、女好きで有名なドルイット子爵を第一容疑者と睨み、怪しまれず彼に接触する為、女装して舞踏会に紛れ込みました。

その後、紆余曲折を経て、切り裂きジャックの正体がマダム・レッドと判明。

マダム・レッドは過去に馬車の事故で最愛の夫とお腹の子供を亡くし、胎児ごと子宮を摘出する経験をした為、堕胎に訪れる娼婦たちが許せなかったのです。

一連の事件の残酷な真相を知ったシエルは、切り裂きジャックの凶行を止めるべく現場に走るものの、叔母の執事に化けた死神グレルの妨害に遭い、セバスチャンともども絶体絶命のピンチに立たされます。

シエルは切り裂きジャックを捕まえ、ロンドンに平和を取り戻すことができるのでしょうか?

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