米国女子ツアーで腕を磨く18歳のルーキーが、今大会で日本のトーナメント初出場を果たす。「デサントゴルフ」のウェアを身にまとう、米カリフォルニア州生まれの韓国系米国人のヤーリミ・ノーが、ホステスプロとしてその実力を日本のファンに披露する。
百花繚乱!女子プロたちが華麗にドレスアップ【前夜祭フォト】
今週月曜日の夜に来日。「日本はホテルや街もそうだし、海などの風景も含めてとてもキレイな国。アメリカは何でもビッグサイズだけど、日本は目にするものが小さくて、とてもカワイイわ」。初めて目にする異国の印象を“カワイイ”という日本語を織り交ぜながら語る姿は、18歳らしい無邪気なもの。だが、その実力は折り紙付きだ。
昨年の「全米女子ジュニア選手権」優勝などの実績をひっさげ、今年1月にプロ転向。
1打差で負けたこの試合については「夜眠ることができないほど悔しかった」と振り返るが、今では「いい経験」に。7月の「ソーンベリー・クリークLPGAクラシック」(7月4~7日)でも6位タイになるなど、今後のさらなる成長が期待される選手だ。
プロ入り直後にウェア契約を結んだのが、今大会の主催者「デサント」で、その縁もあり推薦での出場が決定。「私はデサントのウェアが大好き。
日本のコースについては、「芝が硬くて、スイングした時に(クラブヘッドが)引っかかることもある。あとグリーンがスイミングプールみたいに大きいのが印象的」と感想を話したが、開幕前の事前ラウンドでしっかりと調整。ストロングポイントだと話す「ドライバーディスタンス」と「アイアンゲーム」で、スコアを積み重ねていく。
「まずは予選通過が目標。しっかりと自分のゲームをして、優勝したい。でもトップ10…20位以内が目標かな(笑)」。そういって笑顔を弾けさせるなど、明るい性格も魅力。初日は午前9時25分に、蛭田みな美、野澤真央とともに10番からティオフするが、身長175cmから繰り出されるティショットで、スタートホールから日本のギャラリーを驚かせそうだ。(文・間宮輝憲)
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