俳優の大泉洋が主演を務める日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系/毎週日曜21時)の第3話が今夜放送。第3話では、観客動員数を増やすため、チーム一丸となってファン獲得を目指す。


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 本作は、作家・池井戸潤がラグビーワールドカップ2019日本大会開催に合わせて書き下ろした同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大企業内での対立と復権をかけたサラリーマンの戦いにラグビーを絡めた作品となる。

 トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のGMを務める君嶋(大泉)は、さまざまな数字を分析し黒字への可能性を探る。しかし、昨年の平均観客数は非常に低く、その観客の大多数は、タダ同然でバラ撒かれたチケットでの入場者だった。

 人気もなくチケットも売れなければ黒字化など不可能。さらに、プラチナリーグに参加している企業チームは日本蹴球協会に高額の参加費を払っている。
協会はその資金を元手に試合の運営や宣伝、チケットの販売管理などを行っているが、参加費に見合うリターンがあるわけではない。

 君嶋は各チームのGMが集まる会議の席で収益向上のために知恵を出し合おうと提案するが、協会専務理事の木戸(尾藤イサオ)に一蹴されてしまう。他のチームのGMたちも君嶋に賛同する者は誰一人いない。

 チームに戻った君嶋は、ファン獲得のために地元に密着した活動をしようと提案する。しかし新しいことを始めるには予算がかかるため、君嶋は追加予算を獲得するべく役員会議で滝川常務(上川隆也)と対決することに。

 数日後、新監督の柴門(大谷亮平)は、過酷で高度な練習を消化させるため、選手をクラブハウスに寝泊りさせ合宿を始める。
仕事以外はラグビー漬け、その合間にファンを増やすためのボランティア活動をさせられている選手たちはイライラを募らせていく。

 キャプテンの岸和田(高橋光臣)は何とかチームをまとめようとがんばるが、心身ともに疲労し練習中にけがをしてしまう。病院に運ばれた岸和田は、そこで車椅子の少年・雄太(高木波瑠)とその母親(ホラン千秋)に出会い…。

 日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』第3話は、TBS系にて今夜7月28日21時放送。