動画でおしゃべりしたような感じで、「円山スクランブルエッグス」(かもめんたる、さらば青春の光、ラブレターズの3組が合体したユニット)の第一回公演「円山町再開発」を観ました。
「お笑いは生のライブで観よう!」と提案する動画(と文章)の第二弾です。よろしかったら第一弾(バカリズム編)とあわせてご覧ください。



第一弾も第二弾どちらも、先に私自身のおしゃべり動画を撮影してから文章を書いています。
音が小さく聞きづらくてすみません。機械に弱いくせにiPhone4というクラシックな機材で自撮りしていて機材トラブルが絶えません。黒板に日付が「6/26」と書いてありますが正しくは「6/27」でした。そして『不倫刑事』と書いてありますが正しくは『不倫探偵』でした。おわびし、訂正します。自分の脳が怖いです。

かもめんたるが、ちょっぴり嫌いだった!


まあ、動画で話したような事情なんですが、かもめんたるには少々よくない印象を持っていました。演劇を愛するあまり、演劇とニアミスする芸風への偏見があったかもしれません。
そういえばラブレターズ溜口さんは、拙者ムニエルの俳優としても知られています。そもそもコントは寸劇という意味ですし、お笑いと演劇は隣り合わせのジャンル。そのことをあらためて実感させてくれたのが、円山スクランブルエッグスのステージでした。
そしてライブも、映像も、一度観ただけで判断せず、 環境を変えて味わってみることが大切だと痛感します

かもめんたるも、大好きになった!


下ネタが多かったのは、渋谷区円山町というラブホテル街にある会場での公演であることを、意識したせいだったのだと思います。

楽屋に、いとうせいこうさんもいた!


出演者の方々とは面識がありませんでした。が、企画した編集者おぐらりゅうじさんと放送作家の相沢直さん、二人とも面識があったので、楽屋にご挨拶に伺いました。どら焼きの差し入れもしました。以前テレビ「オトナの!」でご一緒した、いとうせいこうさんが私に気づいてくださったのですが、2年ほど芸人をめざして活動していたことも、事務所をつい先日やめてしまったことも、気まずくて話せないままでした
本当は面白い「かもめんたる」(少し嫌っていたことをおわびします)
『オトナの!格言』いとうせいこう×ユースケ・サンタマリアPresents/河出書房新社

客席には歌人の加藤千恵さんもいました。今では金曜「オールナイトニッポン0」のパーソナリティとして活躍する加藤さんの、デビュー短歌集を企画・監修したのは「短歌界のつんく♂」とも呼ばれる私・枡野浩一なのですけれども、今では彼女のほうが私の何倍も売れっ子になり顔が広くなりました。動画の中でラブレターズと交流があったみたいなことを私がうっかり言っていますが、それは勘違いでした。「カトチエマン」こと加藤千恵さんがラブレターズと親しいせいで、そんな錯覚をしていたのです、すみません。

なお、さらば青春の光の森田さんが、五反田団の公演についてツイートしたときのやりとりは、これと、これです。
関連映像/五反田団「生きてるものか」

さらば青春の光も注目の五反田団、ぜひ劇場で味わってみてください。

前田司郎さんに関しては、3年前にエキレビ!で記事も書いていますし、ツイッターでも色々なことを書いてますので、そちらもご参照ください。

もしこの記事や動画の内容に新たな「まちがい」が判明した場合は、私のツイッターで訂正していきます。随時ご参照いただけると幸いです。

それと加藤千恵さんが司会を担当する「真夜中のニャーゴ」という番組(ネットで無料で観られます)に、7月29日(水)ゲスト出演します。ご笑覧いただけると幸いです。
(枡野浩一)

【動画に関連する本】
本当は面白い「かもめんたる」(少し嫌っていたことをおわびします)
『メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方 』九龍ジョー/DU BOOKS

本当は面白い「かもめんたる」(少し嫌っていたことをおわびします)
『私たちは塩を減らそう』前田司郎/キノブックス