リヴァプールで序列を下げているロブレン photo/Getty Images
「アーセナルで言うD・ルイスのような……」
トッテナムの最終ライン補強候補に新たな名前が浮上した。リヴァプールに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロブレンだ。
今季途中から指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下で再建を目指すトッテナム。補強ポイントは多いとされており、来季に向けて守備的MFやセンターフォワード、右サイドバックに人材を確保したいのが現状だ。しかし、その中でもセンターバックの補強は急務。トビー・アルデルヴァイレルトこそ契約延長にこぎつけたが、ヤン・フェルトンゲンのシーズン終了後の去就は不透明となっている。そこで、後釜として白羽の矢が立ったのがロブレンだったというわけだ。
フェルトンゲンの後釜としてロブレンは少々小粒ではないか。
しかし、元イングランド代表FWのケビン・フィリップス氏はロブレンがトッテナムで輝けると信じている様子だ。クロアチア代表DFの経験がスパーズに好影響をもたらすはずと、同氏は英『Football Insider』へ次のように語っている。
「ロブレンはサウサンプトンとリヴァプールで優れた選手だった。
時折危うい面を見せるも、アーセナルの最終ラインで奮闘するD・ルイス。トッテナムでロブレンもそのような存在になれるとフィリップスは主張している。たしかにキャラクターは少し似ているか。トッテナムファンとしてはアーセナルの選手を例えに出してほしくはなかったかもしれないが……。
とはいえ、フィリップス氏はロブレンの補強をポジティブに勧めているのは伝わったはず。はたして、この30歳は来季トッテナムでプレイすることとなるか。すでにアーセナルやラツィオ、ミラン、古巣リヨンも獲得を目指して動き始めているといわれる同選手。獲得に乗り出すなら早いに越したことはない。
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