
家族で、カップルで、男同士で、あるいは青春ダブルデートで、と、あらゆるシチュエーションに対応し、私たちにひと時のスリルと抜群の爽快感を与えてくれるボウリング。もう一度、ボウリングとは何なのかをじっくり考えてみたい。
そんなわけで中央区日本橋の「日本ボウリング史料館」にやってきた。案内をして下さった日本ボウリング場協会の田口さんに従い、いざ資料室の中へ。
ガラスケースの中にところ狭しと並べられたボウリンググッズの数々。まず目に付いたのが小倉優子のサインの入ったピン!彼女は「ボウリング・マスメディア大賞」に選ばれ、プライベートでもボウリングが大好きなんだとか。「彼女にボウリングをどんどんアピールして欲しいです」と田口さん。ボウリングの未来はキミにかかっているぞ!
「史料館」というだけあって、激レアアイテムが目白押しなのだが、そんな中、ボウリングジャケのCDが展示されているコーナーに電気グルーヴのまりんこと砂原良徳のソロアルバムがあったり、ボウリング関係の書籍コーナーにCRAZY KEN BANDの横山剣のエッセイが置いてあったりと、決して古いものだけではない守備範囲の広さに驚く。
田口さんは、「若い人たちにボウリングの楽しさをもっともっと味わって欲しいですね。ボウリングは誰とでも、どんな天気の日にでも遊べるんです」とおっしゃっていた。ちなみにボウリングの腕前は?とたずねると「ボロが出るのでやめておきます」とのこと。
日本では1861年から楽しまれていたという、長い歴史をもつ「ボウリング」。この「ボウリング史料館」で、手軽で親しみやすいスポーツ「ボウリング」を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
資料館を出た後、いただいた資料に目を通していて、「中山律子プロの300点ビデオ」を見落としていたことに気付いた(資料館にはビデオ閲覧コーナーもある)。