試しに作家のスコット・フィッツジェラルド、歌手のエルヴィス・プレスリー、今年6月に亡くなったソウル・ミュージックの巨匠レイ・チャールズなど思いつくまま検索してみたがもちろん簡単にヒット。あたかも人名辞典のような使い勝手である。墓地の場所、プロフィールや肖像が見れるだけでなく、墓石や墓地の風景写真なんかも添えられていてなかなか興味深い。
ちなみに、ジョン・ホワイト(John White)という、ありがちな名前でやみくもに検索してみたら、1575年生まれ1648年没でセーラム建設に貢献したという初期の移民や、1802年生まれ1845年没のケンタッキー州議員、1823年生まれ1909年没の南北戦争の英雄、1948年生まれ2004年没のブルース歌手などがヒットし、図らずもアメリカの歴史をホワイトさんを通じてコンパクトに学ぶような結果となった。
俳優、作家、教育者、ファーストレディに災害被害者まで、さまざまなカテゴリーから探すこともできるので、有名・無名問わず閲覧してみた。墓石って、たとえ全く知らない人のものでもわりに真剣に見てしまうものである。日本にもほしいな、こういうサービス。(エキサイトニュース編集部 みと)