
この紙はぞうさんペーパーといい、100%手作りのリサイクルペーパー。
ここで気になるのは「ほんとに汚くないの〜?」ということでしょう。原料のフンは、ドラム缶の中でまる一日かけてボイル殺菌されているので心配ナシ! そのあと古紙などと混ぜたり、和紙のように紙をすいたりして仕上げられます。
実物を見たくなり、井の頭自然文化園まで買いに行ってみました。正面入り口近くの売店で、ぞうさんペーパーグッズのミニコーナーを発見。ノートやグリーティングカード、ペーパーバッグなどの品揃え。デザインは象をモチーフにしたカラフルなものが多く、手作りならではの素朴さがいっぱい。じっと見ていると、これを作っている遠い異国の人たちに思いを馳せてしまいます。
売店のおばさんに尋ねてみると、以前テレビでぞうさんペーパーが取り上げられてから、かなり売れているらしい。
紙のにおいを嗅いでみましたが、もちろん例のアノにおいはしませんでした(したら大変)。全国の主要動物園などで発売中なので、もし見かけたときには安心して手に取ってみてくださいね。(ヤマノウチマナミ)
・ぞうさんペーパーのサイト
Q&Aコーナーによると、東京都の小学生からの最も多かった質問は「くさいのか?」だったらしい。ぞうさんペーパーを使った名刺も作れます。