警察手帳は「手帳」ではない!?
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「私、こういうものですが…」でおなじみの警察手帳。
バーバラは本物はおろか、ドラマでも表紙しか見たことがない。

あれの中身って、どーなってるんだろー? と言うわけで、警視庁広報課に問い合わせてみた。
すると、「警察博物館にありますので、ぜひご覧下さい」とのこと。

さて、東京京橋は警察博物館。
あった、あった、警察手帳……と思ったら、あれー???
刑事ドラマでおなじみの、縦長横開きの手帳じゃないじゃん!
縦長縦開きのパスケース型である。まるで「刑事コロンボが、『奥さん、私ロス市警のコロンボと申しますが…』といいながら出す身分証明証」のようぢゃ。

添えられている文章によると、警察手帳は平成14年10月1日から新しくなったそうで。

昭和10年11月26日に警察手帳が全国統一されてから、なんと67年ぶりのリニューアル。従来の横開きの手帳タイプから縦開きのパスケースタイプに変更になった。

中身の様子は、上部には顔写真、階級、氏名、手帳番号が書かれた証票、下部には都道府県警察名と、POLICEの文字が入った金色の記章(バッチ)がはめ込まれている。色は旧警察手帳と同じチョコレート色革製であるが、やや小ぶりになり、大きさは縦10.8センチ、横6.9センチ。
写真撮影はダメだったのが非常に残念。

と、ゆーことは…、つまり、警察手帳は「手帳」ではないのだ!
いわゆる「身分証」なのであるな(いや、昔から身分証だった、というツッコミはなしよ)。


実際、確かに見た目「コロンボ」っぽい。
これからはバーバラ、おまわりさんを見たら、「ちゃーらーらーららーらーらーらーららー(コロンボのテーマ)」を口ずさむことにいたしました。(バーバラ・アスカ)