
ロッキーの足跡。27cmの筆者の足と、大きさはあまり変わらない。
アメリカ建国の地、フィラデルフィア。日本で言えば京都と言ったところで、歴史色の濃い街。
フィラデルフィアのスポーツで、忘れちゃならないのが映画「ロッキー」だ。世界チャンプのベルトを手にするため、トレーニングに励むロッキー。72段の階段を駆け登り、両手を高々と挙げて「勝利のポーズ」をするロッキー。舞台はフィラデルフィア美術館。正面にロッキーの足跡が残されていると言うので、訪れてみた。
コンクリートに両足の跡と”ROCKY”の文字。あるにはあったんだけど、探すのにちょっと手間取った。有名な映画の場所なのに、看板も何も建ってない。地べたに足跡があるだけで、色も周りと同じ。近くでティンーンズの女の子達が「勝利のポーズ」をしながら写真を撮ってたんだけど、足跡には気づかずに行ってしまった。うーん、どうして?
かつてここには、ロッキー3に出てくる「ロッキーの像」が本当に建っていて、観光客がわんさかやって来た。
美術館は面目を保ったけど、観光関係者はお客が減ってしまって嬉しくない。美術館側が譲歩して、足跡だけを残した、ってことらしい。それにしても目立たないので、帰国後、「看板を建ててみては?」とメールで提案してみた。今のところ返答がない。筆者の英語が拙かったのかな…。
映画に使われた「ロッキーの像」、実は同じ物が3体ある。#1,#2,#3と番号が付いていて、#1は今も市南部のスペクトラムに建っている。
スポーツも盛んで、先月惜しくも全米No1の座を逃したアメフトチーム「イーグルス」の本拠地でもある。
フィラデルフィアのスポーツで、忘れちゃならないのが映画「ロッキー」だ。世界チャンプのベルトを手にするため、トレーニングに励むロッキー。72段の階段を駆け登り、両手を高々と挙げて「勝利のポーズ」をするロッキー。舞台はフィラデルフィア美術館。正面にロッキーの足跡が残されていると言うので、訪れてみた。
コンクリートに両足の跡と”ROCKY”の文字。あるにはあったんだけど、探すのにちょっと手間取った。有名な映画の場所なのに、看板も何も建ってない。地べたに足跡があるだけで、色も周りと同じ。近くでティンーンズの女の子達が「勝利のポーズ」をしながら写真を撮ってたんだけど、足跡には気づかずに行ってしまった。うーん、どうして?
かつてここには、ロッキー3に出てくる「ロッキーの像」が本当に建っていて、観光客がわんさかやって来た。
市街を見渡す絶好のロケーション。アメリカ建国の父、ワシントンの像より目立っていたみたい。それが災いしたのか、美術館から「これは芸術じゃないから、ここには置けない」と注文がついた。「これだって立派な芸術」という意見と真っ向から対立、市民を巻き込んだ烈しい論争に。結局、美術館が移転費用を出す条件で、市南部のスポーツ・スペクトラムへ移されることになった。
美術館は面目を保ったけど、観光関係者はお客が減ってしまって嬉しくない。美術館側が譲歩して、足跡だけを残した、ってことらしい。それにしても目立たないので、帰国後、「看板を建ててみては?」とメールで提案してみた。今のところ返答がない。筆者の英語が拙かったのかな…。
映画に使われた「ロッキーの像」、実は同じ物が3体ある。#1,#2,#3と番号が付いていて、#1は今も市南部のスペクトラムに建っている。
そして、#3が現在、アメリカのオークションサイト”eBay”に売りに出ている。日本からも買えるので、興味のある方はのぞいてみてはいかが?値段を見ると絶句だけど…。売上金はスポーツ歴史博物館の建設費用に充てられ、そこに#2が飾られるのだそうだ。(R&S)
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