天気予報の最高・最低気温は日中と夜間に分けていた
連日暑い日が続いていますね。真夏日という言葉にも驚かなくなりました。
朝から気になるのは天気予報という人も多いことでしょう。今の季節、天気予報の中でも気温の予想はもっとも気になるところ。最高気温の予想を聞いては、一喜一憂してしまいますよね。
そんな天気予報の気温予想ですが、最高気温と最低気温の予想が中心。そんな二つの気温予想が、丸一日の気温の比較をしていないって知ってました?最高気温予想は、9時から18時までの間で最高となる気温の予想、最低気温予想は0時から9時までの間で最低となる気温の予想のことを言っているんです!
さて、ここで疑問が……。もし、日中の気温の最高が、朝方の気温の最低より低くなったりしたら? 最高気温より最低気温のほうが高いことになってしまうのでは? こんな予想ってあるのでしょうか。

気象庁の天気相談所に聞いてみると、「統計上の最高気温・最低気温は24時間で出していますが、最高気温は9時から18時の間に、最低気温は0時から9時の間に記録されることが多いことから、時間で区切った発表をしています。例えば日中から夜間まで雨が降り続いて、朝方に南から暖かい空気が流れ込む予想になった場合、朝の最低気温予想が日中の最高気温予想を上回ることも実際にはあり、その場合はそのまま最低気温のほうを高く発表していますね」とのことでした。

そんなことを知ってから、じっくりニュースの天気予報を聞くと、「『日中の』最高気温」とか「『翌日朝の』最低気温」などと表現していました! さすがお天気キャスター、うまいものですね!(おむらいす)
編集部おすすめ