巻髪ギャル必見!? 『デジタルパーマ』ってなんだ?
デジタルパーマいかがですか?(写真はイメージ)
最近、周囲で「昨日、デジタルパーマかけてきたんだ〜」「デジタルパーマっていいよ!」etc. 小耳にはさむことが多くなった『デジタルパーマ』。コンピュータを使って髪質の分析でもするのか?? と謎に思っていたのだが、どうやら『形状記憶パーマ』という画期的な新時代のパーマであることが判明。

たとえば巻髪ヘアだったら、毎朝巻かなくても髪が形状を記憶しておいてくれたりするんだろうか? もし、そうだとしたらそれってスゴい画期的!ですよね。

そこでいきつけの美容院へいった折、担当の美容師さんにさっそく聞いてみました。すると、「あ〜ウチもね、入れようかどうしようか迷ってるんですよね〜」とのことで、私のいきつけの美容院ではまだ導入していなかった。
導入するのに、それほど費用がかかるというものでもないらしいのだが、「それなりにメリットとデメリットがあるので、もし入れるのならモデルを使っていろいろやってみてからでないとね」と慎重なお答え。

メリットしては、やはり「パーマの持ちがいい」「髪が傷みにくい」「自然乾燥のままでも、形状記憶でカールが再現できる」「今までパーマが当たりにくかった人もデジパならかかりやすい」「縮毛矯正をしている人は、今までパーマが当てられなかったのだがそういう人でもかけられる」などなどetc……。デメリットとしては、「ふつうのパーマより若干、割高になってしまう」ということだった。

たとえば、ふつうのパーマを9,000円〜でやっているお店があるとしたら、デジタルパーマはだいたい12,000円〜というところらしい。
ふ〜む、デジタルパーマが定着するかどうかは、割高感を克服できるだけのメリットを、お客さんのほうが実感できるかどうか……という点にかかっているといえそうですね。

多少、割高になったとしてもパーマの持ちがいいのだから……と考えると結果的にはおトクな気もする。しかし、美容師さんの話では、自然乾燥させた髪とコテなどで巻いた髪では、仕上がりの質感が違ったりもするので、一概に「自然乾燥でも、キレイな巻き髪ができる」とはいえないビミョ〜な部分もあるとのこと。

それにしても、なぜ「デジタル」というのか? それはロッドを巻いた後に、その温度管理をデジタルで管理するから……ということらしい。それと、デジタルパーマ専用のパーマ液というのがあって、そちらもかなり進化した質のいいものが開発されているとのことだった。


まあ、持ちの問題は別としても、一応、ふつうのパーマより髪が傷みにくいというデータは出ているらしいので、カラーリングしまくりの私としては多少割高でも髪が傷まないほうがいいかな〜と思いました。
ということで、私の知り合いの美容師さんはわりと否定的な見解を示していたのだが、もしデジタルパーマがイイ! という人が大多数になった場合、ひょっとしたら将来的にはデジタルがパーマの主流になったりすることもあるのかもしれませんね!?
若干、私のイメージする「デジタル」とは違っていたデジタルパーマですが、とにかく1度試してみる価値はありそうです。
(野崎 泉)