サンタクロースって本当にいるの?
街にはいろんなサンタがいるけれど……
「今年のクリスマスプレゼントは、彼氏に何を買ってもらおうかしら?」なんて悩む女性も多いこの季節。そんな女性たちにも、もっと純粋に「今年はサンタさんに何をもらおうかなあ?」なんてクリスマスプレゼントを楽しみにしていた子供時代があったはず。


私自身は小学校3、4年までサンタクロースの存在を信じていた。これを言うと「えっ!?」と驚かれることも多い。じゃあ一体みんなはいつまで信じていたの? 気になったので友人や掲示板で約20名にアンケートを取ってみた。

すると衝撃の結果が出た。なんと約半数の人が「サンタクロースを信じたことがない」というのだ。それ以外は「幼稚園まで」「小学校低学年まで」がそれぞれ数名で、私のように小学校中学年まで信じていた人は1名のみ。
あとは「自分の子供が小学3、4年生くらいまで信じていたようだ」という回答が2名。うーん、意外とみんな冷めているのね。

でもサンタクロースは本当にいる。実際、北欧諸国にはサンタクロースが住んでいる村がいくつもあって、有名なところではフィンランドの『サンタクロース村』やスウェーデンの『サンタワールド』などがある。そのほかノルウェーやアラスカにもある。これらの村のサンタクロースからは日本にいながらにして手紙をもらえる。
日本語も堪能なので安心だ。なぜか有料。

さらにグッと身近なところでは、日本人のサンタクロースもいる。『グリーンランド国際サンタクロース協会』が認定した日本人唯一の公認サンタクロース、以前Bitで「マン盆栽」の仕掛け人としても紹介した、その名も『パラダイス山元』さんである。陽気な名前がサンタクロースにぴったりだ。「世界サンタクロース会議」に出席したり、「サンタクロース養成講座」の講師を務めたりと充実したサンタクロースライフを送っているようで、なんと12/17(土)には宇都宮パルコに出没するとのこと。
生のサンタクロースに会ってみたい人はこの機会にぜひ。

最後にひとこと。私がずっとサンタクロースを信じていたのには母の凝った演出のせい。わが家ではサンタクロースは起きている時間(夜8時頃)にやってきたのだ。家族揃って居間で寛いでいると突然2階の子供部屋でガタガタを音がする。慌てて2階へ行ってみるとベッドの上にプレゼントが置いてあった。
今思い返してもその早業は手品のようだが、母曰く「子供なんて隙だらけよ」とのこと。

サンタクロースを大きくなるまで信じていられる子供は幸せだという。しかし一方で、いつまでもサンタクロースを信じているような子供は学校でからかわれそうな気もする。さて、みなさんは自分の子供にはいつまでもサンタクロースを信じていてほしいですか?
(古屋江美子)