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町にとけこむモノレールの廃線

近年、マニアの間では「廃線ブーム」のようで、ExciteBitでも廃線の話題を取り上げている。
廃線といえば、錆び付いた線路や地図上に線上の空白ができているような所がほとんどだが、「モノレールの廃線」もある。

世界遺産の姫路城と美しい大通りが町のシンボルの姫路の市街地では、いまでも多くの廃止されたモノレールの軌道が残されていて、新幹線の窓から見ることが出来る。

このモノレールは、昭和41年に姫路博覧会開催に合わせ、町の再開発が行われ、「姫路駅」と「手柄山駅」(博覧会会場)を結ぶ姫路市営の都市交通機関として開業したもので、建物とモノレールの軌道が一体的につくられていた。路線は全長1.8kmで、「大将軍駅」が間に入る。
しかし、莫大な建設費を投じたが、予想より乗客が少なく、博覧会終了後にはさらに激減し、赤字はふくらむ一方で、様々な試みを行ったのものの、8年目で運行休止になり、昭和54年には正式廃止され、僅か13年の歴史に幕を閉じた。
新時代の都市交通機関として期待され、市内各所に路線をつくり、なんと瀬戸内海と山陰地方を結ぶという壮大な計画もあったが、結局幻のプロジェクトに終わってしまったのだ。

その後も撤去に費用がかかることや、下には商店街があることなどの理由から、いまでも約半分の軌道が残されている上、手柄山駅には車両も残っているようだ。

ビルの中に駅があり、軌道がビルへ吸い込まれるような構造になっている斬新さで当時大人気だった大将軍駅は、現在でも商店・ビジネスホテル・マンションとして健在。
山陽電車の駅ビル建設、現在のJR姫路駅の高架化工事などに伴い、撤去されたところもあるものの、「姫路市営モノレール廃線跡」はまだまだ残っているので、姫路に観光に来たときは、ぜひ思い出してあげてください。
(もがみ)

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