ゲームと同じ! 今度は着る『ラブandベリー』
説明会には、実際に洋服をまとった少女モデルも登場。左のコが着てるのが「フェミニンBガール」、右のコのが「スポカジカーゴ」です。中央の男性が、ゲームのプロデューサー、植村比呂志さん。
相変わらず大人気のセガの女の子向けカードゲーム『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』。最新版の“ふゆコレクション”も導入されて、ますます盛り上がる。
1月までのカードの出荷枚数は、1億4千万枚にものぼるそうだ。

ゲームに登場する「ピチパーカーニット」だの「パステルロゴワンピ」だのといった、「オシャレまほうカード」のファッションを見ては、「いいなあ」と憧れる女の子たちたくさんいる。すっかりゲームにハマってしまい、日々考えることの多くが『ラブ and ベリー』関連かと思われる、ウチ娘・5歳もそうだ。
その「いいなあ」が形になった。カードと同じ服や靴が、発売されるのである。

ゲームのまんまの服を、「シャララーン、キューティピンクドレス〜」とか、同じノリで着替えることができる。そりゃあいい。
商品を取り扱う『ラブ andベリー』オフィシャルショップの説明会が都内で開かれた。ショップの名称は「LB Style Square」。3月3日から全国の百貨店やショッピングセンターにて展開される。取り扱うの商品は主にアパレルや文具、雑貨など。
セガ執行役員の吉田孝次さんによると、ショップのテーマは、「ショッピング・ウィズ・エンタテインメント」。

「アメ横の楽しさを思い浮かべました。アレを現代風にしてみようと」
商品は、いずれもゲームの世界観に合わせて、「ナチュラル」「スポーツ」「ラブリー」「エレガンス」の4つのラインで展開される。「キャラクターものが欲しい」という子どもの希望と、「ブランドイメージも大事」という親側の希望、その両方を満たすショップがねらいだという。
アパレル商品も、ゲームには登場しないものも含め、各種いろいろあるが、やっぱり一番気になるのは、冒頭でもあげた、「ゲームと同じやつ」。

今回展示されていたのは、「スポカジカーゴ」、「クールスタースニーカー」、「レインボースニーカー」、「ピタTガール」、「ジャンピングエアバッシュ」、「カナリアワンピ」、「ひらミニプチセレブ」などなど。名前をいえば、「ああ、アレね!」とすぐにピンとくるコ、いっぱいだろう。
いかにも子ども向けな、キャラクターアパレルと違い、「意外にちゃんとしてる」というか、『ラブ and ベリー』の服という先入観なしで見たら、どれも「普通に」カワイイファッションに見える。しかも、再現度も高そうなので、「なりきり度」もいきおい高まることは間違いない。
着て街を歩いたら、「あっ、『ラブ and ベリー』だ! と、視線集めること間違いない。

さて、娘におそるおそる、「こういうのが出るんだ」と、もらった資料や写真を見せてみたところ、
「うわぁ、いいなあ。スポカジカーゴだ! あっ、レインボースニーカー! 欲しいなぁ〜……」
分かりやすい反応。で、ペン片手に商品一覧の写真を見て、「欲しいもの」に片っ端からマルをつけている。
娘よ、ああ……。
(太田サトル)
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