黒柳徹子の「タマネギ頭」のつくり方に迫る
見よ、「小タマネギ頭」を! 髪型につられて、自然と舌も滑らかに、早口になりそうです。
黒柳徹子といえば、「タマネギ頭」。「タマネギ頭」といえば、黒柳徹子か『パタリロ』のタマネギ部隊。


あのやわらかなカーブを描く豊かなボリュームある黒髪には、小動物くらい仕込んでいそうで、ふとした拍子に吸い込まれそうで、見るだけでハラハラドキドキしてしまう。
「あの髪型、どうやってるんだろう」とか「本当は2メートルぐらいの髪の長さがあるんじゃないか」などと、誰もが一度は考えたことがあるのではないだろうか。

しかし、そんなトップシークレット中のシークレット「タマネギ頭のつくり方」が、4月5日放送の「徹子の部屋」で、唐突に、いともカンタンに明かされたのをご存知だろうか。
ゲスト・岡崎朋美の太股を「まあ〜」とか言いながら触らせてもらい、気をよくしたのか、トリノのときの三つ編みを「可愛かった」とホメちぎったうえで、自分の髪型について、
「これはカンタンなんですよ。髪を上でまとめて、編みこんで、真ん中に埋めるだけ」と解説をしたのだ。
岡崎朋美の髪を見て、「アナタも三つ編みをそのまま埋め込めばできるわよ」とも言っていた。

それ、本当!? 私の髪は今、彼女と同じぐらいの長さだから、私もタマネギ頭になれるのか!? 挑戦してみた。

まず髪全体を上に持ち上げ、高い位置にゴムで結んでみた。昔風のポニーテールみたいな感じだ。
だが、髪の中に埋め込もうにも、埋め込めるだけのスペースというか、ゆとりがない。
おまけに、シャギーが入っているので、パラパラと短い髪が落ちてくる。ダメだ。


方向性をかえ、今度は髪全体を上に持ち上げつつ、落ちてくる髪をピンで固定し、根元を1個にまとめずに直接編みこんでみた。
すると、ルーズな編み方によって、あの豊かなカーブの片鱗、微妙な「たわわ感」が出てきたではないか。
あとは、その毛先を隠すように、真ん中に文字通り「埋め込む」。これもピンで固定するだけ。
すると、どうです!? 
あの見事なタマネギには足元にも及ばないとはいえ、「タマネギ」なんじゃないでしょうか。小タマネギ頭。
あるいは、芽キャベツ頭かもしれないが。

完成した小タマネギ頭を美容師さんに見せ、アドバイスをお願いすると……。
「やり方は正しいと思いますが、上にまとめるというのが結構大変なんですよね〜。しっかり逆毛を立てて方向づけすれば、もうちょっとうまくまとまるはずです! 洗いたての髪より、ワックスとかをしっかりつけた髪のほうがいいですよ。それか、毛先を編んでしまうより、スプレーで固めるほうが雰囲気出るかも」

アナタも一緒に、「小タマネギ頭」、してみない!?
(田幸和歌子)