
友人・知人との電車移動のとき、あるいは一人で妄想で。「萌えしりとり」オススメします。
しりとりの醍醐味は、やっぱり、「ジャンルを狭めること」「制限をつけること」にあると思う。
テーマを決めて狭めることで、無難なテーマは、「好きなものしりとり」。
単に好きなモノ、こと、人などにしぼってしりとりをしていくというものだが、美味しいモノや楽しいことを口にするうち、自然と気分もはずんでくるはずだ。
逆に、盛り上がるのは、「嫌いなものしりとり」。
世代も越え、幼稚園〜小学生の姪・甥などとやってみたところ、「はなくそ→そうじ→事故→こそどろ」といった具合に、出るわ出るわ。そもそも「はなくそ」に好き嫌いもあったもんじゃないと思うが、それもまた一興。
また、多少レベルを上げて、「スイカ→怒り→狩人→うどの大木」といった、後ろ2文字を引き継ぐ「後ろ2文字しりとり」なんかも面白い。
さらに、最近、ある編集さん(女性)に静岡までの出張時、電車の中で提案されたのが「萌えしりとり」である。
テレ朝「虎ノ門」の「しりとり竜王戦」では、「悲しいことば」「NHKのアナウンサーが絶対言わなさそうな言葉」「試合前日、ジーコが送ったメールの内容」など、テーマを限定した戦いを繰り広げているが、これはその1種にあたるかもしれない。
ルールは、「私とアナタが萌えるモノ・こと、人・シチュエーション」に限定すること。自分ではその「萌え心」を理解できなくても、「そういう人がいるのはわかる」という範囲であれば、OKとすることになった。
早速、スタート。先行は言いだしっぺの彼女から。
「ネコ耳」。
「惨め」。個人的好みに走る私。以下、テンポよく「萌えしりとり」は進んでいった。
「メイド→同情→初々しい→意地悪→るーみっくワールド→毒舌→強がり→理科室→ツンデレ→冷血→罪→巫女→小悪魔→魔女→妖魔→まぶた→高飛車→病みあがり→理性→意地っ張り→律儀→義務→無理強い→イタズラ→乱闘→運動オンチ→恥骨→詰襟……」
かなり偏りのある嗜好だが、お互いに、「うーん、そうきたかぁ……」「それはわかる!」「まぁ……そういう人もいるかもね」と頷きあい、延々と続いていくしりとり。
自分の内面を改めて見つめ直し、自分で気づいていなかったときめきポイント、嗜好に気づくことができるとともに、相手の深い部分を一気に理解する遊びだなぁと、しみじみ思った。
もちろん何の準備も不要。そこに必要なのは、「萌え心」と、それを理解しようという心、想像力だけである。
ただし、周りで聞く人たちは、おそらくドン引きするはずなので、人目に注意してやってみてください。
(田幸和歌子)
テーマを決めて狭めることで、無難なテーマは、「好きなものしりとり」。
単に好きなモノ、こと、人などにしぼってしりとりをしていくというものだが、美味しいモノや楽しいことを口にするうち、自然と気分もはずんでくるはずだ。
逆に、盛り上がるのは、「嫌いなものしりとり」。
世代も越え、幼稚園〜小学生の姪・甥などとやってみたところ、「はなくそ→そうじ→事故→こそどろ」といった具合に、出るわ出るわ。そもそも「はなくそ」に好き嫌いもあったもんじゃないと思うが、それもまた一興。
また、多少レベルを上げて、「スイカ→怒り→狩人→うどの大木」といった、後ろ2文字を引き継ぐ「後ろ2文字しりとり」なんかも面白い。
さらに、最近、ある編集さん(女性)に静岡までの出張時、電車の中で提案されたのが「萌えしりとり」である。
テレ朝「虎ノ門」の「しりとり竜王戦」では、「悲しいことば」「NHKのアナウンサーが絶対言わなさそうな言葉」「試合前日、ジーコが送ったメールの内容」など、テーマを限定した戦いを繰り広げているが、これはその1種にあたるかもしれない。
ルールは、「私とアナタが萌えるモノ・こと、人・シチュエーション」に限定すること。自分ではその「萌え心」を理解できなくても、「そういう人がいるのはわかる」という範囲であれば、OKとすることになった。
早速、スタート。先行は言いだしっぺの彼女から。
「ネコ耳」。
いきなりベタなところにくる。
「惨め」。個人的好みに走る私。以下、テンポよく「萌えしりとり」は進んでいった。
「メイド→同情→初々しい→意地悪→るーみっくワールド→毒舌→強がり→理科室→ツンデレ→冷血→罪→巫女→小悪魔→魔女→妖魔→まぶた→高飛車→病みあがり→理性→意地っ張り→律儀→義務→無理強い→イタズラ→乱闘→運動オンチ→恥骨→詰襟……」
かなり偏りのある嗜好だが、お互いに、「うーん、そうきたかぁ……」「それはわかる!」「まぁ……そういう人もいるかもね」と頷きあい、延々と続いていくしりとり。
自分の内面を改めて見つめ直し、自分で気づいていなかったときめきポイント、嗜好に気づくことができるとともに、相手の深い部分を一気に理解する遊びだなぁと、しみじみ思った。
もちろん何の準備も不要。そこに必要なのは、「萌え心」と、それを理解しようという心、想像力だけである。
ただし、周りで聞く人たちは、おそらくドン引きするはずなので、人目に注意してやってみてください。
(田幸和歌子)
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