
ところで、当時のアスリートたちのエネルギー源がチーズケーキだったというのはご存知でした? 先日、「日本最古のチーズ“蘇”を使ったチーズケーキ」を取材した「大阪チーズケーキフォレスト」で、実はもうひとつ気になっていたのが「復刻・古代ギリシャのチーズケーキ」(!)だった。
この時代、チーズは今の運動選手が服用するサプリメントのようなものと考えられていたんでしょうか??
はちみつをかけて食べるギリシャ風の独特のケーキで、おもな材料は無漂白の小麦粉とリコッタチーズ。さっそく味わってみたところ、「舌がシビれそうに甘い!?」と思いきやケーキそのものの甘さは控えめ。生地にナッツのようなものが入っているので食感もよく、飽きずに最後まで食べられました!
さらに、驚いたことにものの本によると、この古代ギリシャで生まれたチーズケーキは古代ローマ人がギリシャを征服したことでイタリアへ渡り、さらにイギリスへと伝わり、その後移民によってアメリカへと広がっていったそうなのです!
私もチーズケーキといえばなんとなくアメリカのママの味、というイメージがあったのですが、チーズケーキのルーツがまさかギリシャにあったとは……。お菓子の世界も調べていくといろいろな歴史やバックグラウンドがあるんだなぁ〜とちょっと感心。
この「古代ギリシャのチーズケーキ」は「大阪チーズケーキフォレスト」でしか味わうことができないメニューだそうなので、甘いもの好き&スポーツ好きの方はぜひに。
(野崎 泉)