見た目はレモンなみかん「湘南ゴールド」のビールが登場!
「湘南ゴールド」450円<br>(税込/330ml)
見た目は「レモン」、でも実は「みかん」。そんな珍しい果物があるのをご存じだろうか? 神奈川県のオリジナルみかん、「湘南ゴールド」だ。


湘南ゴールドは「温州みかん」と「ゴールデンオレンジ(黄金柑)」を掛け合わせてできたもの。温州みかんは、いわゆる普通のみかんのこと。ゴールデンオレンジは、一度食べたら忘れられない味といわれる「幻のみかん」だ。幻の理由は、果実がピンポン玉ほどの大きさしかなく、一般流通には向かないため、ひっそりと作られているから。

そんなゴールデンオレンジの風味を引き継ぎつつ、果実を一回り大きく改良したのが湘南ゴールド。皮はレモンのような黄色をしていて、見た目にはかなり酸っぱそうだが、実は約12%の糖度があり、甘みは十分。
そして何より、その華やかな香りに圧倒されるのだとか。

そんな湘南ゴールドを使ったビールが登場する。開発したのは、同じく神奈川県に拠点をもつ地ビール屋「サンクトガーレン」。このビールを企画した同社の方に話をきいてみると、
「昨年の4月頃、横浜のとある果物屋さんの前を通りかかったとき、みかんのとても良い香りがして、思わず振り向いたんです。その香りの発信源が湘南ゴールドだったんですよ」
これは絶対にビールに合う! と担当者に交渉。幾多の試作を経て、1年がかりでやっと販売にこぎつけたという。
それにしてもビール屋さんの目ならぬ、鼻にとまるとは。
「まさに運命の出会いかもしれません(笑)」
いずれにしても湘南ゴールドの香りが本当に強力なのは確かなよう。

4月19日に発売されるこの新ビール、その名もずばり「湘南ゴールド」。湘南ゴールドの香りを最大限に活かすため、数あるアロマホップの中でも最高級の「カスケード」を使用。オレンジやグレープフルーツにも例えられるその香りは、実にジューシーで爽やかだ。
「湘南ゴールドの香りをカスケードホップが後押しし、飲むたびにみかんの香りが口いっぱいに広がります。
軽快な苦みが心地よく、テンポ良くゴクゴク飲めるビールです」
デザート感覚でも楽しめる湘南ゴールドは、夏季限定商品。

販売は横浜高島屋ほか全国の酒販店にて。夏を先取りする気分で、まず飲みたい今年のビール。いよいよ登場です!
(古屋江美子)

「湘南ゴールド」紹介ページ*サンクトガーレン(有)サイト内
サンクトガーレン(有)HP