<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇13日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6710ヤード・パー72>
まだ高校生3年生だった昨年のプロテストで合格を果たした西郷真央。6月の「アース・モンダミンカップ」では5位タイに入るなど、ルーキーながらいきなりの活躍をみせたが、師匠からは“厳しい”言葉が飛んだ。

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2019年の「日本女子アマ」を制し鳴り物入りでプロ入りを果たすと、昨年末のQTでも10位となり今季の出場権を獲得。この実力面はもちろんだが、ジャンボこと尾崎将司の愛弟子としても知られている。そんな西郷はアース・モンダミンカップを5位タイで終えると、優勝争いを終えたその足で報告と練習を兼ねてジャンボ邸に向かった。すると試合を見ていた師匠から最初にかけられた言葉は、「気前がいいな、大金を池に投げただけだ」というジャンボ節だった。
トップに立ちながら、攻めたが故に喫してしまった最終日9番の池ポチャがその言葉の背景にある。だがもちろん“お説教”ではなく、愛弟子の活躍を労うジャンボ流の言葉。
プレーもしっかりとテレビを通して見ていたようで、「“いつものスイングではなかったな”と言われました。そういう部分で一からやり直さないと」(西郷)と気合いを入れ直すきっかけももらった。
アース・モンダミンカップを終えてからは、背中の肉離れのため本格的なトレーニングやラウンドは行えず。その中でも基礎的な練習をしっかり堅めてきた。ジャンボから具体的なアドバイスをもらうことは多くないが、「ポツっと言った一言を聞いて、自分で考えて」とヒントを得て練習。「アースの時よりショットの仕上がりは自信を持っている部分はあるので、いい流れに持っていけたら」と調子は悪くない。

「やりがいがある、難しいけどすごく楽しくできそうなコースだと思います」と意気揚々と臨むプロ2戦目。なかなか直球の賛辞を送ることのない師匠を驚かせるには、優勝カップを手土産に訪問するしかなさそうだ。

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