<ウォルマートNWアーカンソー選手権 2日目◇29日◇ピナクルCC(米国アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
米ツアー初優勝の地で大爆発とはいかなかった。初日を3アンダーとした畑岡奈紗は、続々とビッグスコアが飛び出す中で、ガマンの「69」。
スコアを二つ伸ばしてトータル5アンダーで2日目のプレーを終えた。
畑岡奈紗の飛んで曲がらないドライバーショット【連続写真】
10番からスタートした畑岡は13番でいきなりダブルボギーが先行。一気に二つ落としたが、17番から連続バーディを奪い後半へ。5番でもバーディ、最終9番でもバーディを奪取して予選ラウンドを締めくくった。
この日のフェアウェイキープは13回中10回。パーオンも16ホールと数字だけを見れば悪くなさそうだが、「全体的にショットがうまく行かなかった。
ピンチが続いたんですけど、なんとか2アンダーで回れてよかった」と、踏ん張っての2アンダーだったと話した。
「少しタイミングが早くて体が開いたなと思うと、左に出してしまったり、右にプッシュしたりしていた」とティショットには不満を抱える。「もう少しつける位置が切れない位置につけられればよかった」と、グリーンを狙うショットでもバーディが獲りやすいラインにつかず、大きく伸ばすには至らなかった。
一つはまれば「63」や「64」などビッグスコアが出るのが本大会の特徴。2018年大会で優勝した畑岡も初日から「64」、「65」、「63」をマークしトータル21アンダーの独走で初優勝を決めた。「ここは好きなコースの一つなのでビッグスコアが出せるように頑張りたいと思います」。
記録的なビッグスコアを目指して、最終日の戦いに臨む。

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