<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇1日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>
プラチナルーキーの1人が大逆転でツアー初優勝を飾った。トップと6打差の3位タイからスタートした西村優菜が8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、トータル11アンダーでフィニッシュ。
最終ホールで2日間首位だった勝みなみを交わす劇的勝利で、古江彩佳に次ぐ同世代2人目の優勝者となった。
西村優菜 2020ドライバースイング【連続写真】
特に終盤まさに怒涛ともいえる猛攻を見せた。3つ伸ばして迎えた14番で奪ったバーディを皮切りに、この後さらに3バーディを追加。16番パー5で2.5メートルのチャンスを沈めトータル10アンダーにすると、まずは停滞気味だった勝に追いついた。17番をともにパーとして迎えた最終ホールでは、3打目を1.3メートルほどにつけると、続くバーディパットを沈め勝利をつかんだ。
ラウンドを終えると、グリーン周りで見守っていた古江ら同級生からも祝福。
その後グリーン上で「後半は優勝を目指してプレーしていました。緊張感もあったけどショットがよかったので気持ち的には落ち着いていました」などラウンド中の心境を話した。

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