6月21日付の女子世界ランキングが発表された。米国女子ツアー「マイヤーLPGAクラシック」で29位タイに入った畑岡奈紗は1ランクダウンの11位となった。

全米OP覇者並みのトップの低さ 渋野日向子のドライバースイング【連続写真】
同大会に出場しなかった笹生優花も1つ下がって9位に後退した。笹生はフィリピン国籍も有し、28日付の世界ランキングをもとに代表が決まる東京五輪はこちらで出場予定。日本勢では畑岡がほぼ当確という状況で、残る1枠は1ランクダウンの25位となった稲見萌寧、28位の古江彩佳、31位の渋野日向子の3人に絞られている。
稲見、古江は今週の国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」に、渋野は海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場予定。渋野は2人よりも順位は下だが、海外女子メジャーはポイントが高く上位に食い込めば一気に逆転が可能という状況だ。
日本勢は次いで鈴木愛が48位、小祝さくらが51位、山下美夢有が52位、上田桃子が70位と軒並みランクダウン。
ニチレイレディスで同一大会4勝目を挙げた申ジエ(韓国)は40位に浮上している。
そのほか、マイヤーLPGAクラシックで優勝したネリー・コルダ(米国)が1つ順位を上げて3位に浮上。1位はコ・ジンヨン、2位はインビー・パーク(いずれも韓国)というトップ3となっている。

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