昨年の「フジサンケイクラシック」で2位に入るなどの活躍を見せて初シードを獲得した池上憲士郎が、きょう4月17日に30歳になった。憲士郎の名は漫画「北斗の拳」の主人公、『ケンシロウ』が由来。
このオフにはトレーニングを強化し、初優勝への準備は整っている。
ケンシロウの“ふんわりドロー”なアイアンスイング【連続写真】
祖父の影響でゴルフを始め、ジュニア時代から様々な大会で活躍。高校は強豪ゴルフ部のある香川西へ進学し、木下稜介の1学年下で腕を磨いた。2010年の「四国アマチュアゴルフ選手権」で11打差の圧勝のほか、「西日本アマチュアゴルフ選手権」、「香川県アマチュアゴルフ選手権」などを制した。
大学は名門・東北福祉大へ。ここにも1学年上に松山英樹という最高の手本があった。
14年にプロ転向、19年までは出場機会が少なく、なかなか成績が残せなかったものの、QT27位で臨んだ2020-21年シーズンに、「フジサンケイクラシック」(20年)で2位タイに入るなどの活躍を見せ、賞金ランキング56位で初シードを獲得した。
このオフは昨シーズン終盤に崩れてしまったスイング調整とパワーアップに取り組んできた。「筋力をつけて体を大きくしたかったんです。ランニングはもちろん、ウエイトや自重トレーニングをやってきました」。目標は、やはり初優勝だ。「とりあえず、勝ちたいですね。
出場者が限られいる最終戦にも出たいので、1勝して(ゴルフ日本シリーズ)JTカップに行くのが目標です」。180cmの長身と精悍なルックスで女性人気も急上昇中。注目の選手だ。


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