関通、埼玉県所沢市にて「関東新物流センター(仮称)」を着工 首都圏への配送拠点
EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業の関通は、物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLPが建設する先進的型物流施設「GLP 所沢」の起工式を執り行ったと発表した。

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(左)関東新物流センター(仮称)外観完成イメージ(右)起工式の様子関通の関東新物流センター(仮称)となる「GLP所沢」は、日本GLPとしては初めて関越自動車道の至近に開発する物件。
地盤が強固な台地に位置し、水害などの発生の可能性が低く、BCP(事業継続計画)の観点からも優れた立地条件を有しているという。

また、都心から30km圏内に位置し、関越自動車道「所沢IC」から約2.3kmと外環道へのアクセスが良好。1時間以内の配送人口は高速道路利用の場合約900万人で、首都圏への配送を含む広域配送拠点としても優れた立地にあるとのことだ。

施設内には、厨房付きのカフェテリアやシャワー室、庫内には大型シーリングファンを設置するなど、働く環境の快適性を追求するほか、外観は、関越道側に目を引くストライプを配したデザインとし、施設としての広告効果を高めるとしている。

そのほか、サステナビリティへの取り組みとして、太陽光発電設備の設置やCASBEE(新築)認証、ZEB-Ready認証の取得を予定しているという。また、災害への対応として、貯留槽を設けることで大雨や洪水などの水害に備え、入居企業の事業継続性を確保しながら、地域環境との共生を目指すとのことだ。


■「GLP所沢」概要