梅雨はアジサイがキレイに咲く季節。雨の中でも美しく咲く姿は風情が感じられてステキですね。
アジサイは寄せ植えにして飾っても、とてもオシャレ。季節の花々と一緒に植えると、爽やかな雰囲気に仕上がります。
そこで今回はアジサイの寄せ植えにオススメの植物を紹介します。
■アジサイの寄せ植え!注意点やポイントは?
アジサイは日陰でも育ち、多湿を好む花。雨の中でも育つ性質なので、一緒に寄せ植えする植物は似たような環境に適応できる植物を選ぶとよいでしょう。
選んだ苗は梅雨前に植えてしまうのがベスト。軒先や室内で管理する場合は、乾燥や日当たりに気をつけて育てましょう。

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爽やかな初夏のイメージが強いアジサイを寄せ植えするなら、色合いにもこだわりたいですね。同系色を組み合わせた寄せ植えはグラデーションがキレイに映える組み合わせがオシャレ。
青やピンクなど色味が可愛いアジサイには、白色の花などをアクセントカラーとして配置すると見映えがよくなります。葉に白い斑が入る植物などもオススメです。
■アジサイのオシャレな寄せ植え!オススメの植物7選
アジサイの寄せ植えは地植えでも鉢植えでも楽しめます。鉢植えなら、室内でも美しい花々を鑑賞することができます。
室内では水切れや蒸れに注意し、風通しよく育てましょう。エアコンをつけている場合は、風が直接当たらないように気をつけてくださいね。
適度な日当たりも確保しながら育てると、葉色や花つきもよくなりますよ。
■インパチェンス

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日陰でも豪華な花を咲かせるインパチェンスは、梅雨の時期も開花する一年草。秋まで長く花が咲くため、アジサイの生育時期とも重なります。
花つきがよく、北向きの花壇や低木の足元などでも育ちますが、高温多湿にはやや弱め。鉢植えで育てる場合は、こまめに花ガラを摘んで、できるだけ風通しをよくして育てましょう。※参考価格:150円前後(3号ポット苗)
■ペンタス

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星型の可愛らしい花を咲かせるペンタス。草丈の低い矮性種のペンタスは、アジサイの株元に植えて、彩りを添えることができます。
高温が苦手なので、鉢の寄せ植えにして室内で育てるのもオススメ。
■カリブラコア

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ペチュニアに似た小さめの花を咲かせるカリブラコア。花色が大変豊富で、さまざまな品種が出回っています。大人っぽいオシャレなカラーはアジサイの雰囲気にもよく似合うでしょう。
旺盛に生長するため、株全体を覆うように花が咲きます。開花時期は4月~11月まで。
アジサイの花が枯れてしまったあとも咲き続けるので、彩りが絶えない寄せ植えになります。※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
■ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

LIMO編集部
アジサイの涼し気な雰囲気にぴったりのダイアモンドフロスト。花のように見える細かな白色の苞は、どんな植物にも合います。アジサイの花色を問わず、アジサイの美しさを引き立ててくれるでしょう。
春から秋まで楽しめるため、花後のアジサイの葉とも相性がバツグン。
■ヒューケラ

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豊富なリーフカラーが魅力的なヒューケラ。可愛い花を咲かせるため、リーフガーデンの主役にもなりますが、脇役もこなせるガーデニングに欠かせない万能植物です。
暑さにも強い植物ですが、直射日光は避けたほうがよい品種もあります。
寄せ植えにすると株元が密になりがち。風通しをよくして、蒸れに気をつけて育てましょう。※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
■アンゲロニア

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20センチほどの穂状の花がゴージャスな雰囲気のアンゲロニア。矮性種と高性種があるので、草丈の低い種はアジサイの株元に、高い種は後方に植えるとよいでしょう。華やかな雰囲気なので、ゴージャスな寄せ植えができますよ。
耐暑性があり、秋まで次々と花を咲かせます。乾燥にはやや弱めなので、水やりの回数に注意しましょう。
■ラミウム

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グランドカバーにも重宝するラミウムは、初夏にカワイイ花も咲かせるリーフプランツ。
葉の色が豊富なので、好みに合わせてアジサイに似合う品種を選ぶとよいでしょう。アジサイと寄せ植えにすると、葉が映えてオシャレな雰囲気になりますよ。
強い日ざしと蒸れが苦手なので、室内で育てるときは風通しと水はけをよくして育てます。葉が混み合ってきたら適度に切り戻しましょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
■まとめにかえて
今回は、アジサイの寄せ植えにオススメの花を紹介しました。寄せ植えの形が崩れてきたり、一緒に植えた一年草が枯れてきたら、寄せ植えは解体してそれぞれ個別に育ててみるとよいでしょう。
アジサイは低木に分類されるので、年々生長していき、来年以降も再び花を咲かせます。寄せ植えを上手に管理して、楽しんでくださいね。