LINEでの粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」でPayPayが利用可能に 収集受付から手数料の決済までオンラインで完結
PayPayは、LINEヤフーコミュニケーションズとtranscosmos online communicationsが共同企画した「LINE」での粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」にて、「PayPay」での支払いも可能になることを発表した。

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粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」にて「PayPay」での支払いも可能に「KANAMETO ECO」は、LINE公式アカウントと「PayPay」をはじめとするオンライン決済を利用して、粗大ごみの収集受付から手数料の決済までオンラインで完結する行政向けサービス。


「KANAMETO ECO」は、LINEヤフーコミュニケーションズが福岡県福岡市とともに2019年より始めた「福岡市粗大ごみ受付LINE公式アカウント」の取り組みが利便性の高さから市民の好評を得たため、「福岡市粗大ごみ受付LINE公式アカウント」の機能をベースに全国展開を目指して開発。

同サービスを導入した自治体の住民は、「PayPay」でオンライン決済ができ、粗大ごみを出す際に従来のようにコンビニなどにごみ処理券を購入しに行く必要がなくなるという。その他、リマインドのメッセージを送付し、ごみの出し忘れを防止するなど「LINE」を使用した機能も提供するとしている。

福岡市とLINEヤフーコミュニケーションズが締結している「地域共働事業に関する包括連携協定」に基づき、福岡市では2019年より「福岡市粗大ごみ受付LINE公式アカウント」を本格稼働。

稼働以降、「LINE」での申し込み数は2024年1月時点で、粗大ごみ受付のうちLINE公式アカウント経由の申し込みは月平均約4割となったという。また、そのうちの決済手段として約6割以上が「PayPay」を利用。

LINEでの粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」でPayPayが利用可能に 収集受付から手数料の決済までオンラインで完結
2023年4~12月のオンライン受付件数に対する「PayPay」で決済された申し込みの割合このことから、LINE公式アカウントと「PayPay」を利用した「KANAMETO ECO」が全国で提供開始となったとのことだ。

なお、すでに沖縄県名護市、滋賀県長浜市および米原市(湖北広域行政事務センター)、宮城県登米市での導入が決定しているという。

<粗大ごみ収集を申し込む住民側の手順>
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