
ローソン、手巻寿司4品の消費期限を6時間延長へ今回の取り組みは、食品ロスおよび購買機会ロスの削減を目的としたもので、該当4品は寿司カテゴリー販売数全体の5割以上を占める主力商品であるという。
消費期限の延長は、商品仕様の見直しおよび製造工程の管理強化によって実現された。具体的には、「手巻寿司 納豆」「海老マヨ」「サーモンマヨ」について、原材料の水分量を調整することで調味料の浸透を抑え、味や風味を維持。さらに、製造工場における海苔の湿度・温度管理の徹底により、食感を保つ工夫も施したとしている。
なお、「手巻寿司 海老マヨ」のみ宮崎県・鹿児島県では取り扱いがないとのことだ。
ローソンは、食品ロス削減を中長期課題のひとつと位置づけており、2018年比で2025年に25%、2030年には50%の削減を目標としている。過去にもAIによる発注精度向上や、容器改良を通じた消費期限延長など複数の施策を進めてきた。2024年7月には、手巻おにぎり5品の消費期限を6時間延長した実績もあり、今回の取り組みはその延長線上にあるという。