プロロジス、愛知県東海市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」を9月に着工
プロロジスは、愛知県東海市で開発を進めるマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」について、2025年9月に着工し、2027年5月の竣工を予定していると発表した。

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プロロジスパーク東海 完成イメージ開発地は、名鉄常滑線「太田川駅」から徒歩8分の位置にある「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域内の産業物流地区で、名古屋市中心部から約15km、伊勢湾岸道や新東名、新名神経由で東西への広域配送も可能な物流好適地に位置している。
西知多産業道路の全線開通後には、中部国際空港へ約20分でアクセス可能になる見込みとのことだ。

プロロジス、愛知県東海市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」を9月に着工
位置図「プロロジスパーク東海1」は、敷地面積約72,800平方メートル、延床面積約160,000平方メートルの4階建て物流施設として開発され、1フロア最大約10,000坪、最小区画は800坪から分割対応可能という。ダブルランプウェイによる各階アクセスや一方通行によるスムーズな車両動線を備え、マルチテナントに対応した設計となっている。

隣接地には、BTS型物流施設「プロロジスパーク東海2」の開発も計画されており、敷地面積約29,300平方メートル、延床面積約63,700平方メートルの4階建て施設として、入居企業の要望に応じて冷凍・冷蔵倉庫や重量物対応などの特殊仕様にも柔軟に対応する予定としている。

両施設は、防災設備の整備や、従業員の快適な就労環境の整備にも注力する方針とのことだ。

また、同土地区画整理事業区域内では、ショッピングモールやホームセンター、大学新キャンパス、マンション、ビジネスホテルなどの整備も進められており、プロロジスは地域のまちづくりにも貢献する構えである。敷地内にはイベントや住民の憩いの場となる広場を設け、地域企業との連携による賑わい創出も検討しているという。

プロロジス、愛知県東海市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」を9月に着工
町の新たな交流拠点に中部地方ではこれまでに5棟の物流施設を開発しており、現在は「プロロジスパーク北名古屋」や「プロロジスパーク春日井」などを運営中である。今後も顧客ニーズに応じた物流施設の開発・運営を進めていくとしている。
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