
■不安や悩みを抱えていると回答した社会人は62.7%
「現在、不安や悩みを抱えているか」という質問に対し、「とても感じている」「まぁまぁ感じている」という回答は全体の62.7%にのぼり、多くの人が、日常的に不安や悩みを抱えていることが明らかになった。現在、不安や悩みを抱えているか
■悩みTOP3は「お金全般」「社内での人間関係」「ダイエット・筋トレ」
また、具体的な悩みについて、「仕事」「プライベート」「健康・メンタルヘルス」「その他」の4カテゴリに分けて調査。仕事に関して何らかの悩みを抱えていると回答した人は90.1%にのぼり、他のカテゴリと比べて最も多い結果となった。
自由回答では、「部下の就業姿勢やスキルレベル」などの育成に関する悩みや、「会社の存続」への不安など、より深刻な声も寄せられた。

自由回答では、「自身の老後」や「家族の健康」、「経済的な問題」、「体調」など、個人や家庭に関わる幅広い悩みが寄せられた。

自由回答では、「ストレス」や「加齢」に関する声のほか、「花粉症」、「眼精疲労」、「腰痛」など、より具体的な体調の悩みも多数寄せられた。

また、「気軽に話せる人がいない」と回答した人も8.5%おり、悩みを打ち明けられる相手がいないという孤独感や孤立感を抱えている人が一定数いることも明らかになった。
こうした背景からも、どんなことでも気軽に相談できる環境の必要性が、ますます高まっていることがうかがえる。

■困ったときの解決法、1位は「家族」 第三者のアドバイスも重視する傾向
日常生活の中で悩みを感じたとき、どのように解決しているかを聞いたところ、「家族に話す」と回答した人が54.1%と最も多く、悩みや不安の解消において家族が大きな役割を果たしていることがわかった。次いで多かったのは「ネットや本で調べる」(41.6%)という回答で、第三者の意見やアドバイス、信頼できる情報を求める傾向も見られた。

調査:Smart相談室
調査方法:Googleフォームを利用したアンケート調査
調査期間:2025年2月26日~2025年3月10日
調査母集団:36,291名
回答者数:2,544名
<参考>
Smart相談室『働く人の“モヤモヤ”実態調査』