25年度新卒、4月に487名が退職代行モームリを利用 入社前の提示条件と勤務実態の乖離が利用理由のトップに
退職代行モームリを管理しているアルバトロスは、「2025年度新卒の退職代行の利用状況」の調査を実施し、MOMURI+の調査結果と共に、2024年度新卒の退職データとの比較結果を公表した。

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2025年度新卒の退職代行の利用状況

■24年・25年度新卒、月別の利用者数推移の比較

退職代行モームリを利用した新卒社員の人数を24年・25年度新卒それぞれで月ごとに集計。

2024年はゴールデンウィークを含む5月が最多の298名となったが、2025年は4月が最も多く487名という結果に。
2024年と比べて、退職代行を早期に利用した人がやや増加傾向となっている。

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24年・25年度新卒、月別の利用者数推移の比較

■24年・25年度新卒、利用者男女比の比較

退職代行モームリを利用した新卒社員の男女比を、24年・25年度新卒それぞれでまとめたところ、2024年に引き続き、2025年も女性の割合がやや高い結果となった。ただし、2024年と比べて男性の割合が約3%増加傾向に。

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24年・25年度新卒、利用者男女比の比較

■24年・25年度新卒、業種別利用者数の比較

退職代行モームリを利用した24年・25年度の新卒データを業種ごとに比較。

卸売業・小売業、生活関連サービス業・娯楽業、医療関係の上位3業種は24年と25年の新卒で変動はないことから、人員不足や長時間労働は引き続き発生しやすい環境であると同社は考察。

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24年・25年度新卒、業種別利用者数の比較

■24年・25年度新卒、職種別利用者数の比較

退職代行モームリを利用した24年・25年度新卒データを職種ごとにまとめ、職種別の退職代行利用者割合を比較すると、2024年に引き続き「販売」が最も多くの割合を占めていることが判明。

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24年・25年度新卒、職種別利用者数の比較

■24年・25年度新卒、退職代行利用の経緯・退職理由

退職代行モームリを利用した24年・25年度新卒の利用の経緯・退職理由を調査。

24年・25年度新卒ともに、最も多い退職理由は「入社前の契約内容・労務条件と勤務実態の乖離(労務環境)」が多く挙げられている。

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24年・25年度新卒、退職代行利用の経緯・退職理由【調査概要】
性別:男女(回答無し含む)
地域:全国
人数:
・2024年度新卒社員805名(内定辞退依頼の4名を含む)
・2025年度新卒社員1,072名(内定辞退依頼の36名を含む)
調査方法:退職代行モームリのご利用者様を対象にアンケートを実施
調査期間:2024年3月1日~6月30日/2025年3月1日~6月30日

<参考>
アルバトロス(退職代行モームリ)『2025年度新卒の退職代行の利用状況
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