女優の大竹しのぶが、ニッポン放送「高田文夫と松本明子のラジオビバリー昼ズ」(10月26日放送)に出演し、デビュー当時の意外なエピソードを明かした。
大竹は、1973年に放送されたテレビドラマ『ボクは女学生』(フジテレビ系)の一般公募に合格し、芸能界デビュー。
大竹:それで受かって、次の日から「撮影に来い」って言われて。
高田:じゃあ、すぐ決まっちゃったの? 相手役。
大竹:5300人の中から。でも、全然相手役じゃなくて、その他大勢で。
高田:え~!すごいね。その他大勢でそんなオーディションするんですか。
大竹:宣伝でしたんでしょうね。そしたら撮影所は初めてだし、きったないなと思って。
高田:汚いとか言わないで(笑)。
大竹:それで、コーちゃんに会えました。
高田:よくわかりましたね。
大竹:ジャムパンを食べてるのが、なんかショックだったんです。
高田:なんで? 「フォーリーブス」が食べちゃいけないって?
大竹:そうそう!
松本:スターだから?
高田:なんで庶民の私たちと同じもの食べてるんだと? そりゃ、ジャムパンも気の毒だよ。食べさしてあげなよ。
大竹:でもすごく優しくていい人でした。

芸能界デビューの意外なきっかけを明かした大竹だが、実は幼少期から空想することが好きで、小学生時代にはシェイクスピアを愛読するなど、芝居に傾倒していたという。これには高田も「根っからお芝居が好きなんですね」と納得の様子を見せていた。