政府 新型コロナ対策分科会の委員・内閣官房参与の岡部信彦氏が、1月28日(金)のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」出演。オミクロン株対策の現状と今後の展望について語った。

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群馬県の大規模接種会場「県央ワクチン接種センター」で使用される米モデルナ製ワクチン=2021年6月17日、高崎市 写真提供:産経新聞社

『濃厚接触者の待機期間短縮は社会維持機能とのバランス』

直近のニュースである「濃厚接触者の待機。7日に短縮へ。厚生労働省が検討」については、「オミクロン株は潜伏期間が短くなっているが、7日間だと数%ぐらい感染の可能性もあるが、社会機能維持とのバランスの問題だと思う」と語った。

3回目の接種はいわば復習 ~人間の体には“復習”が必要で、下がってきた免疫に刺激を与える

岡部信彦氏

政府 新型コロナ対策分科会委員 内閣官房参与 岡部信彦出演

そしてワクチンの3回目接種の有効性に関しては「ワクチン接種の効果は右・左というようにはっきり明快に判断できるものではない。人間の体には“復習”が必要、3回目の接種はいわば復習で、下がってきた免疫に刺激を与える」とその有効性を強調した。また、高齢者に接種に際してファイザーとモデルナのワクチンの違いについては「自動車のA社とB社で違いを考えるようなもので、全体から言うとどちらでも免疫は相当上がるので、打ちやすい方を接種するのが良いのでは」と話を締めた。

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