テニスプレイヤーの大坂なおみ選手の母・大坂環が6月7日(火)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』にアメリカからリモート出演。自身の子育てについて語った。

大坂なおみの母が語る 娘への思い「スターになっても変わらず接...の画像はこちら >>

大坂環


番組にはテニスの4大大会(グランドスラム)のうち、全米オープン、全豪オープンを制したプロテニスプレーヤー・大坂なおみ選手(24)の母親・大坂環がアメリカからリモート出演。これまで、大坂なおみ選手を育て、そばで見守り続けてきた母・環に娘たちへの思いを訊いた。

大坂なおみ選手がテニスをはじめたきっかけは、1999年全仏オープン女子ダブルスを優勝したビーナス・セリーナのウィリアムズ姉妹を見た父と姉の大坂まりの影響だという。そして2018年、憧れだったセリーナ・ウィリアムズを下し、20歳でグランドスラム初優勝を果たした。当時の様子をどんな思いで見守っていたのだろうか。

「なんか感慨深かったですよね」と明かす環。「セリーナが24つ目のグランドスラムを取ったら引退するという話をしていて、それになおちゃん(大坂なおみ)があたっちゃって勝った。でもアメリカでは『まぐれだ』『審判のおかげ』とか言われて。そういうのもあったから、あの日は一瞬で時が過ぎたような。夢でも悪夢の中にいるような、そんな感じでした。」と当時の心境を明かした。

名実ともにスターへの階段を登っていった大坂なおみだが、母としてどのように接していたのだろうか。「私は何にも変わらないようにしてました。

ずっと一緒の家にいたから、『洗濯物さっさとしなさい』とか、『お皿洗いなさい』とか。全米・全豪で勝っても普通にしていました。あまり変えるっていう考えはなかったですね」と、環境が変わっても、“普通の”生活を変えないように努めていたと明かした。

今後は母として、家族の夢・理想はあるのだろうか。「何をして欲しいっていうのはないですね。旦那は自分のしたいことをやっちゃうから(笑)。娘たちは大人になってそれぞれ巣立っていって、なおちゃんはテニス、まりはテニスを引退してデザインやアーティスト。やりたいことをやってほしい」と語り、これからも自然体で過ごしていくと明かした。

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