オールナイトニッポンが放送開始55周年を迎えたことを記念し、2月17日(金)18時から2月19日(日)25時までの55 時間にわたってお送りしている『オールナイトニッポン55時間スペシャル』。2月18日(土)の13時からは『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』が放送。

内村光良南原清隆がパーソナリティを務めていた当時を振り返った。

内村光良&南原清隆「向かい合ってしゃべるのは照れる(笑)」も...の画像はこちら >>

2008年以来約15年ぶりにオールナイトニッポンのパーソナリティを担当したウッチャンナンチャンの内村光良(左)と南原清隆(右)

ウッチャンナンチャンの2人は、1989年から1995年にかけて約6年間、金曜1部のパーソナリティを担当。その後、2008年のオールナイトニッポン40周年を記念したスペシャル番組の中で一夜限りの復活をし、それ以来約15年ぶりの放送となる。

この日のスタジオ内は、ブースから見て右側が内村、左側は南原という座り位置までレギュラー放送当時が再現されたが「正面に向かって(対面で)話す機会はなかなかない」と顔を合わせて会話するのが久しぶりだったことで、冒頭から2人とも照れくささが隠せない様子だった。

2人がパーソナリティを務めていた当時の金曜は、オールナイトニッポンの生放送前に南原のみ『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系列)の人気コーナー「ナンチャンを探せ!」の収録が入っていたそう。仕事が入っていなかった内村は、たっぷりと寝てから生放送に来ていたが「(ラジオの生放送にも関わらず)自分の話をほとんどせずに2時間穏やかに過ごしていた」と南原が当時の様子を明かした。

それを聞いた内村は、「フリートークは南原7割、俺3割」「たっぷり睡眠をとって、穏やかに南原の話を聞いて、土日を迎えるという俺の流れがあった」と勝手にルーティンを決めていたことを告白。南原も「そういえば、フリートーク中も特段盛り上げてくれるわけではなかった」と笑い、内村の“穏やかぶり”を振り返っていた。

内村がフリートークに苦手意識を持っていることも理由だと明かすと、南原は「そういえば、この間、バイきんぐの小峠が『この間ロケバスで内村さんとたっぷりと話したんですけど……』と声をかけてくれたんだけど、『内村さんすごいですね。雑談が一向に盛り上がらない』って言ってた(笑)」と暴露。内村は「あんなに話したのに! 本当は昼寝したかったのに! 俺は盛り上げたよ! めっちゃしゃべったよ!」と冗談交じりに怒りをあらわにしたものの、小峠との会話を振り返ると確かに共通の話題がなく盛り上がらなかったことを思い出し、「……(そんな自分が)よくお笑いやってるよな」と自嘲気味につぶやいた。

そんな内村に、「今日は内村さんの話を聞きますよ!」と話すよう促した南原。

それでも内村は「それはいい。何も用意してない」「南原の話をたっぷり聞きたい、あの頃のように」とフリートークを拒否する姿勢を見せるなどオープニングからすでに当時の思い出や15年前の特番の思い出などで盛り上がったところでタイトルコールへ。

ここでも「すみません。これって2人で言ってたっけ?」と当時のことをすっかり忘れてスタッフに聞く内村に、南原が「同時に言ってたよ。覚えてないの?」と呆れるなど、他力本願っぷりを見せる内村とツッコミを入れる南原の当時と変わらない関係性が垣間見えた。

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