3月1日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が生放送。先日、タレントの劇団ひとりらと一緒に審査員役として参加した、「テレビ東京若手映像グランプリ2023」でのエピソードを語った。

佐久間P「おい! やめとけ!」劇団ひとりが若手テレビマンに放...の画像はこちら >>

同コンペは、30歳以下のテレビ東京グループ社員が「予算ひとり100万円」「10分前後」「ジャンル自由」というルールで映像を作り、誰が一番面白いか決めるというもの。なお、佐久間と劇団ひとりは、昨年も審査員として参加している。

「1年前にも参加したんですが、劇団ひとりも審査員で、その時、若手を“バキ打ち”(バキバキにダメ出し)したんですよ。でも実はあのあと、劇団ひとりから『言い過ぎちゃったかもしれません』って連絡が来て、へこんでいたんです。だから僕が『大丈夫ですよ。芯の食ったことを言ってくれていたので。

でも来年は、ちょっと熱くなりすぎずにやりましょう』みたいなことを言っていたんです。

そして今年も、テレ東の若手が作った5作品を評価させていただいて。劇団ひとりは、『この企画は面白いですね。でも、ちょっと改善するなら……』みたいな、大人の対応をしていたから、『気を使っているな。去年と全然違うじゃん』と思っていたんです。

5作品目では、昔、僕のADもしてくれた“松丸くん”が作った、『バイオグラフ』というタイトルのバラエティ番組が紹介されたんです。

今どきのちょっと悪意もあるクイズがあって、少しだけ既視感はあるけど、面白いし完成度も高い作品だったんですよ。

最後に劇団ひとりがコメントしたんだけど……『これは面白い。全部の作品の中で完成度が一番高い。けど、僕はこの番組を作っているディレクターと仕事したくない! これは机上だけで作ったというか……魂を一つも感じない!』とか、そんなこと言い始めたので、『おい! やめとけ!!』って言いました(笑)」

今年も審査員・劇団ひとりが暴走し、20代の若手とガチンコでぶつかっている様子について「とにかく、めちゃくちゃ面白かった」と、笑いながら振り返った佐久間。

なお、最終的に劇団ひとりは「一番良かった作品」として、この『バイオグラフ』に投票を入れており、「ディレクターとして一番優秀なのは彼だよ!」と熱く激励のコメントもしている。

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