3月29日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が生放送。10年以上一緒に働いてきたテレビ番組制作会社プロデューサーの豪華すぎる結婚式へ行ったエピソードを明かした。

佐久間P「アルピー、千鳥、バナナマンが」祝辞を贈った豪華結婚...の画像はこちら >>

豪華すぎる結婚式へ行った佐久間P

「テレビ関係者の結婚式あるあるなんですが、披露宴の中で一緒に働いているメンバーが作ったVTRが流れるんですよ。本職だし、同僚も見るからウケないといけない雰囲気もあるんですが……。

今回結婚するのが、その制作会社にとって第1号の社員で、大勢の演者やスタッフから慕われているプロデューサーなので、『“お笑いの鬼”の異名を持つ制作会社が最大勢力で作っている』という噂を聞いたんです。エース級のディレクター達が集結し、社長自ら編集。さらに脚本や構成は放送作家・オークラさんが担当する超強力な布陣で。

結婚式当日、続々と集まったADさんたちの顔がちょっと疲れていて。

“いい特番を作り終えて、あとはオンエアを待つだけ”というやり切った顔をしていたんですよ。相当VTRに手応えを感じているんでしょうね。

VTRは2本あって、ひとつ目は新郎新婦がお仕事された方からのお祝いのコメントが紹介されるVTRだったんですけど、顔ぶれがすごくて。堀潤さん、アルコ&ピースおぎやはぎ劇団ひとりサンドウィッチマンバカリズム、錦鯉、千鳥、バナナマン。『ま、まだ来るの!? こんな豪華なやつ見たことないんだけど!!』という。すごいんですよ。

『お客さんを入れた方がいいんじゃない?』というレベルで(笑)。

しかも長く仕事をしてきた関係性があるから、誰もが通り一遍のあいさつではなく、ちゃんと思い出を語って、ちゃんと爆笑を取るという。

ふたつ目の馴れ初めVTRの紹介では、制作会社の社長が舞い上がり過ぎて、『これから私たちが作ったVTR が流れます。ちょっと長いですが――めちゃくちゃ面白いです! 皆さん笑ってください!』と普通だったらハードルが上がるだけのコメントを残していました(笑)。

ただですね、これが本当にすごかった。東京03が出演する、アニメ、バラエティ、ドラマが融合したようなVTRだったんですけど、ちゃんとロケをして、ドラマと同じぐらいカット割りして、急にバラエティの画角になって、テレビのバラエティ番組と同じレベル。

構成もものすごいし、披露宴の会場もドーンとウケていました。

大爆笑もあって、VTRが終わった感じになったんだけど……実はこれ、全部前フリだったんです。実は本当のサプライズはここからなんですよ! 『VTRが終わった』と思って、みんなが大拍手をしていた時にそこに映ったのが、Creepy Nuts、東京03、GENTLE FOREST JAZZ BAND、そして私・佐久間。しかも、場所は武道館(笑)」

最後のサプライズには、先月3月に開催され、作家・オークラが演出や構成を担当、佐久間が監修したコントライブ『東京03 FROLIC A HORIC feat. Creepy Nuts in日本武道館 なんと括っていいか、まだ分からない』から贈られたという。

同コントライブのエンディング曲を、新婦の人生を綴った歌詞に変更し、それをGENTLE FOREST JAZZ BANDが演奏、DJ松永がDJを、R-指定が歌唱。豪華すぎる演出に、佐久間も「しかも、めちゃくちゃいい曲なのよ!」と熱弁。

会場中も感激し、涙に包まれていたそうだ。