2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■27歳・年収480万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は滋賀県に住む27歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:480万円
金融資産:現預金120万円、リスク資産500万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:500万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2022年から

2022年からNISAで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万3333円」でスタートし、新NISA後は貯金も移行させながら「月約20万円」で積み立てているとのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本420万円→運用益込500万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。

「株価が下落しているタイミングで始めたので最初は含み損になっていたが、その後すぐに基準価額が上昇。最近のトランプショックでもプラスになっている」とのこと。

「積立投資を始めるまでは銀行への預貯金だけで利子もほとんどついていなかった。しかし今では600万円程度まで資産を増やすことができている」とあります。

■27歳・年収480万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「貯金しているだけでは拭えなかった、将来に対しての漠然とした不安が消えたように感じる。
5000万円程度まで増やすことができたら、徐々に取り崩していきたいと思っている」とコメント。

マイルールとして「短期での増減に一喜一憂せず、継続して積み立て続けるように心がけている」そうで、これまでも「含み損が発生していると若干気が滅入るが、やめたくなったことはない」とのこと。

新NISAについては、「つみたて投資枠、成長投資枠、いずれも毎月おおよそ同額を入れるようにして使っている」と語られていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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