今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、東京都に住む49歳女性の実情と本音を紹介します。
■回答者プロフィール
ペンネーム:ちさ
年齢・性別:49歳・女性
同居家族構成:本人、夫(55歳)、長女(14歳)、次女(12歳)
居住地:東京都
住居形態:賃貸
世帯年収:570万円(夫420万円、本人150万円)
貯蓄額:200万円
■お米から小麦粉へ
ちささんが本当はやめたいと思っているのは「食費」の節約です。
「結構お米が高くなっているので、小麦粉を使ってもんじゃやお好み焼き、パンなどにして、お米の代わりに主食にしています。小麦粉に変えることで、お米のままより食費にかなり差が出ます」
ちささんがこの節約を始めたのは2025年6月ごろ。きっかけは、お米の価格高騰でした。
「やはり何でも物価高で、その中でもお米が一番高く見えて、『これ、すごく大変』と危機感をもったのです。家族みんながパンなども好きなので、小麦粉でいろいろアレンジをしながら、ある時はうどんなど麺類にもして、なるべく飽きないように工夫しています。節約しないと、子どもたちの教育資金に大きく響いてしまうので」
主食そのものを見直すことにしたのは、「おかずを節約しても、かえってリバウンドして出費が増えてしまうと感じたから」と、ちささん。
■子どもたちの反応には複雑な思い……
家族を飽きさせないよう、パン、麺、お好み焼きと種類を変える工夫を重ねていますが、それでも子どもたちの反応には、複雑な思いを抱いているそう。
「子どもたちが『またお好み焼き?』と聞いてきた時、みじめさを感じます。自分なりに具材を工夫してピザにするなどしていたのですが、子どもの言葉を聞いて、『毎日、小麦粉の類ばかりでは、お米も食べたいだろうに』とすごくつらくなってしまいました。それでもしっかり食べてくれるので、本当に申し訳ないと感じつつも、子どもたちも理由を理解してくれているので何とか助かっています」
物価高がまだ落ち着かない今、この節約は簡単にはやめられないといいます。
「まだまだほかにも価格が上昇したものが相当あるので、その点では気が抜けません。とにかく手作りが一番おいしいと感じているので、しばらくはまだこの節約が続くと思います。あと2年くらいは。今後はもう少し柔軟性を高め、時々、炊き込みご飯を作るなど、主食のバランスも徐々にととのえていきたいです」
最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり食費の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。
「まずはもっと栄養バランスのよい、ちらしずしなどを作ろうと思います。そして週末に、バラエティー豊かに、パーティー気分で楽しく豪華に、家族みんなの好きなものをしっかり食べたいです」
<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
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