スケートボード・ストリート男子で18日の世界選手権を初制覇した16歳の小野寺吟雲(ぎんう)、自転車競技のBMXフリースタイル・パーク男子で19歳の小沢楓、同女子で16歳の妹・美晴(みはる)が29日、都内でTOKIOインカラミとの所属契約の締結発表会見に臨んだ。小野寺から「でっかい目標は宇宙でスケボーをすること」と壮大な夢が飛び出し、同席した冬広應尚社長も仰天。

小沢きょうだいも「宇宙に引っ越す」「家を建てる」と続き、会見は思わぬ宇宙の話題で大いに盛り上がった。

 史上最年少12歳で世界選手権の表彰台に立って約3年半。少し大人びた顔つきを見せた小野寺は「これからも自分のスタイルで攻め続けていきたい」と新たなサポートに感謝し、決意を込めた。28年ロサンゼルス五輪に2大会連続出場を狙う中、五輪レースでポイントが大きい世界選手権での優勝。「最高でしかない」と声を弾ませる。そして今後の目標を問われると、冬広社長が予想していた「五輪」のスケールをはるかに超え、16歳は「一番でっかい目標は宇宙でスケボーをすることです」と迷いなく言い切った。

 さすがの同社長も仰天し、「宇宙ね~? …どこ、月?火星?」と小野寺に詳しく説明を求めると「月とかまで行くと、先だから…まずは宇宙に一回行って無重力で板を無限に回転させたい。無限にフリップ(とびながらボードを表裏1回転以上させること)をやってみたいかな」と目を輝かせた。同社長も「確かに何回でも回れそうだね」と想像してうなずいた。

 すると、BMXできょうだい五輪を目指す兄の小沢楓も「そうですね…宇宙に引っ越したいですね」と続き、妹の美晴も「宇宙に家を建てたいな」とノリノリで“目標”を掲げた。美晴はTOKIOインカラミに所属し「初めて見たのは(スノーボードで五輪金メダリストの)平野歩夢選手や村瀬心椛選手のステッカーを見てから興味を持って、憧れに変わった。所属できることがうれしい」と笑顔。

無限の可能性を持つ10代アスリートが、強力なサポートを胸に、ロス五輪、そしてでっかい夢へと挑戦する。

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