20代後半に、寝ても覚めても結婚のことを考える「結婚したい病」にかかった人は多いはず。30歳を過ぎると独身女性でも、寝ても覚めても子どもが欲しい「子ども欲しい病」にかかる人もいます。
結婚よりも子どもが欲しいと感じるこの気持ちの正体は、一体なんなのでしょうか?
子ども欲しい病ってどんな状態?

子ども欲しい病を発症すると、次のような症状が見られます。 軽くチェックしてみましょう。
・寝ても覚めても「子どもが欲しい」と思う
・女子会の乾杯後の第一声が「あ~子どもが欲しい」
・結婚したいというより、とにかく子どもが欲しい
・出産のリミットが近づいていることに焦っている
・優秀な男のDNAが欲しい
・卵子凍結について調べたことがある
少しでも心当たりがある人は、子ども欲しい病にかかっているかもしれません。
なぜ私たちは、こうも子どもが欲しくなる?

「子どもが欲しい」という感情は、女性としてとても自然なことです。なぜなら人間には本来、生殖本能というものがあり、子孫を残すために生まれてきたと言っても過言ではありません。
しかしトリッキーなことに、女性は出産のできる年齢が限られています。おそらく、この子ども欲しい病とは、出産リミットが近づいて、「そろそろ産んでおけー! 間に合わなくなっても知らんぞー!」と母性本能が警鐘を鳴らしている状態なのでしょう。
子ども欲しい病の特効薬はあるのか

ペットを飼う、甥っ子、姪っ子をかわいがるなど、行き場のない母性を癒す方法はあるでしょう。しかし一番の解決法はやっぱり、自分の子どもを産むこと。「子どもが欲しい」という魂の叫びを無視せずに、真剣に向き合いましょう。
子どもを産むことを目標に婚活をしていきましょう。30歳を超えたら、妊活も同時にするのもいいでしょう。
仕事はいつでもできる、子どもはいつでもできない

そうはいっても、「今仕事が盛り上がってきているので……」と、子どもどころじゃないアラサー女性もいるはず。結婚・出産を取るかキャリアを取るか、女性として非常に難しい選択ですよね。積み上げてきたキャリアをストップさせるのは非常に不安なことです。
しかし、子作りにはリミットがあることを思い出しましょう。個人的には、のちのち後悔するよりも、結婚&子作りを優先すべきだと思っています。私自身もキャリアを積み上げていますが、それを投げうってでも子どもを優先したいです。
なぜなら30歳でキャリアを諦めたとしても、50歳になったらまたやりたい仕事が出てくると信じているから。仕事はいつでもできるけど、子どもは今しかできません。失ったものよりも得たものを数えよう、というのが私の信条です。
と、ここまで偉そうに語ってきましたが、私も独身32歳。未だ父親になってくれそうな相手はいません。