ウルトラ怪獣の大きさ、小ささ、速さ、温度、能力、戦い方などをくらべまくる最強図鑑「ウルトラ怪獣 くらべる図鑑」が明日4月10日(水)に小学館から登場する。児童書ながら往年のウルトラ怪獣ファンにも見過ごせない要素がたっぷりと詰めこまれた内容になっている。


1966年放送の「ウルトラQ」から今年1月に最終回を迎えた「ウルトラマンブレーザー」まで半世紀以上にわたるウルトラシリーズ作品を対象に、1500体以上いるといわれているウルトラ怪獣の中からテーマ別に400体以上をピックアップ。
「大きさくらべ」「スピードくらべ」といった定番のくらべるネタから、「変な食べもの」「とってもくさい怪獣」「スポーツをする怪獣」といったようなコミカルなくらべるネタまで、フルカラーであらゆる角度から怪獣の多彩な魅力を解説していく図鑑となっている。

もちろんウルトラヒーローも50体以上が登場、「背くらべ」「活動時間くらべ」「年齢くらべ」「スピードくらべ」「特殊技くらべ」などいろいろとくらべまくり。読み進めていくうちに、よく知っている有名怪獣に意外な能力が隠されていたりして驚くことも。

収録されている写真やひと目でわかる比較イラストなども必見で、今回の図鑑のために小学館の秘蔵アーカイブから90箱近くにも及ぶ資料箱を再調査し、そこで新発掘、再発見された貴重な写真の数々を多数収録。中にはおそらく本邦初披露となる写真も存在するなど、お馴染みのスチールとはひと味違うレアな写真をチェックするだけでも楽しめる。


そんなお宝感満載の写真に加えて、迫力かつ美麗な「くらべるイラスト」もファンにはたまらないプレミアムなものばかり。『ウルトラマンブレーザー』2話で大暴れした深海怪獣ゲードスのデザインを担当したキセン氏や、7話・8話の前後編に登場した天弓怪獣ニジカガチのデザインを手掛けた武藤聖馬氏といった新進気鋭のクリエイターによって描き下ろさているのもマニア心をくすぐる嬉しいポイントといえるだろう。

また日本各地で怪獣があばれた場所をマッピングした「日本列島怪獣大あばれマップ」や、怪獣が過去に出現した年をまとめた年表「昔からいる怪獣」など、怪獣への興味を深めるくらべるネタも収録。巻末には本書に登場した400体以上の怪獣のデータをまとめた「怪獣名鑑」、登場ページがすぐに調べられる「怪獣総さくいん」なども掲載されており、気になった怪獣について何話に登場したのかといった情報を手軽に調べられるようになっている。

怪獣のすごさや魅力、能力の数々や特性について改めて気づかされ、いっそう魅了されること間違いなしのこの図鑑。現役の怪獣ファンはもちろん、ウルトラシリーズ好きのお子さんへのプレゼントにも最適な一冊になりそうだ。


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