
お笑い業界広しと言えども、こんなことを口に出せるのは彼女のほかには絶対にいないことだろう。
12月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では「女芸人がぶっちゃけ!男女コンビ実態調査」と題して、7組の男女コンビ芸人が登場。
番組では男女コンビの男性側が、女性側への不満をぶっちゃけ。「パーパー」のほしのディスコは、あいなぷぅがお笑いにまったく興味を持っていないという鉄板ネタを披露だ。その期待(?)に応えてあいなぷぅは「キングオブコントはもう出なくていい」と宣言。理由はエントリーフィーの2000円が優勝しないと戻ってこないからというもので、「積み立てているのに全然返してくれないんですよ、あの大会って!」と憤るあいなぷぅに、MCのダウンタウンも困惑気味に笑っていた。

「ここで共演者の蛙亭・イワクラが、あいなぷぅがいかにお笑いに興味がないのかを示すエピソードを披露。本番前にダウンタウン浜田雅功に挨拶したあいなぷぅが、『あっ、ヤバい。もう一人にも挨拶行かなきゃ』と、松本人志を“もう一人”呼ばわりしていたことを明かしたのです」(テレビ誌ライター)
その笑撃エピソードに松本は「おい! なんや“もう一人”って!?」と笑いながら激昂。共演者の相席スタート・山﨑ケイやメイプル超合金・安藤なつらも口々に「スゴいなあ…」と呆れ果てていた。しかもここであいなぷぅの繰り出した説明がまた、斜め上だったというのだ。
「慌てた様子のあいなぷぅはピースサインで“2”を示しながら、『二人だって知ってたんで』と言い訳。これには松本も真顔で『はい、やらせてもうてますぅ。
まさか日本のお笑い業界に、松本のことを「浜田ともう一人」呼ばわりする芸人がいたとは。どんな作家にも絶対に書けないであろう言葉に、あいなぷぅの凄みが凝縮されていたのかもしれない。