奈良県内の大学初！近畿大学農学部の「近大里山ビオトープ」が環境省の「自然共生サイト」に認定、認定証交付式・見学会を実施

画像 : https://newscast.jp/attachments/LV7U4BmZo89ElMqUoSQR.jpg近大里山ビオトープ近畿大学農学部（奈良県奈良市）が奈良キャンパスに整備した「近大里山ビオトープ」が、環境省による令和6年度（2024年度）後期「自然共生サイト※1」に認定されました。これを受け、令和7年（2025年）3月28日（金）に近畿大学奈良キャンパスにおいて、認定証交付式及び「近大里山ビオトープ」の見学会を実施します。※1 環境省が認定する「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」。認定区域は保護地域との重複を除き、「OECM（保護地域以外で生物多様性保全に資する地域）」として国際データベースに登録される。【本件のポイント】●「近大里山ビオトープ」が奈良県内の大学で初めて環境省「自然共生サイト」に認定●認定証交付式を実施し、環境省職員および報道関係者向けのビオトープ見学会も実施●里山を活用した教育を通じて、生物多様性の保全と持続可能な社会の実現をめざす【本件の内容】環境省は、「ネイチャーポジティブ※2」の実現と「30by30目標※3」の達成に向けて、令和5年度（2023年度）から民間主体による生物多様性保全の取り組みが進む区域を「自然共生サイト」に認定しています。このたび認定を受けた「近大里山ビオトープ」は、奈良キャンパス内にある里山林のうちの1.38ヘクタールの区域で、平成17年度（2005年度）の農学部環境管理学科開設以来、学生と教員によって整備が進められてきました。学生向けのフィールドワーク実習や教員の研究に利用されており、実践的な学びの場として重要な役割を果たしています。奈良県指定希少野生動植物種であるヤマトサンショウウオやニッポンバラタナゴなどが生息する貴重な生態系を有し、これらの保全も進めています。本取り組みは、学生団体が主体的に管理・運営しており、アウトドアスポーツ用品の総合メーカーであるグローブライド株式会社（東京都東久留米市）が活動に共感し、「自然共生サイト」への申請手続きなどの活動支援をしています。今回の認定により、近畿大学はネイチャーポジティブの実現や30by30目標の達成に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行うことが期待されています。今後も、このビオトープを通じて地域社会と連携しながら、持続可能な環境保全の活動を一層推進します。※2 自然を回復軌道に乗せるために、生物多様性の損失を止め、反転させること。※3 令和12年（2030年）までに、陸と海の30％以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標。【開催概要】日時 ：令和7年（2025年）3月28日（金）10：30～12：00場所 ：近畿大学奈良キャンパス 218教室、近大里山ビオトープ （奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分）参加予定：環境省 近畿地方環境事務所 所長 伊藤賢利氏（認定書授与者） 近畿大学農学部長 森山達哉（認定書受領者） 近畿大学農学部里山専門委員会 委員長・教授 鶴田格 近畿大学農学部環境管理学科 教授 井上昭夫 近畿大学農学部里山関連学生団体 （FeeLink、めだかの学校同好会、中高大連携森林学習プロジェクト、 里山インストラクター、ペタキン編集委員会）代表学生6名 グローブライド株式会社サステナビリティ推進室長 牧野哲也氏 【グローブライド株式会社】所在地 ：東京都東久留米市前沢3-14-16代表者 ：代表取締役社長執行役員 鈴木一成設立 ：昭和33年（1958年）7月29日資本金 ：41億8,411万円従業員数：連結 6,765名 / 個別 859名（令和6年（2024年）3月31日現在）事業内容：釣用品、ゴルフ用品、テニス用品、サイクルスポーツ用品等の製造・販売ホームページ：https://www.globeride.co.jp/【関連リンク】農学部 応用生命化学科 教授 森山達哉（モリヤマタツヤ）https://www.kindai.ac.jp/meikan/1060-moriyama-tatsuya.html農学部 環境管理学科 教授 鶴田格（ツルタタダス）https://www.kindai.ac.jp/meikan/14-tsuruta-tadasu.html農学部 環境管理学科 教授 井上昭夫（イノウエアキオ）https://www.kindai.ac.jp/meikan/2292-inoue-akio.html農学部https://www.kindai.ac.jp/agriculture/