著書『戦後文学案内　105人の作家を読む』(黒古一夫・著)を6月30日(月)に発売　戦後80年昭和～平成文学105選をイッキ読みできる一冊！

株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2025年6月30日(月)に、『戦後文学案内 105人の作家を読む』(黒古一夫・著)を発売します。詳細URL： https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b663618.html画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/440144/LL_img_440144_1.jpg『戦後文学案内 105人の作家を読む』表紙敗戦からの復興と混乱、高度経済成長と若者の反乱、狂乱のバブル景気、人権と民族、大災害と原発事故。文学は時代を映す鏡として、常にわれわれのそばにあった……【本書の特色】★太平洋戦争終結から80年の節目に、戦後文学史を代表する105作品＋αを厳選。作家の生い立ちや人生の軌跡を“見開きページ完結”で紹介する、新しい文学ガイド。★平和・反核・人権などを考えさせる作品に着目し、被爆者や在日韓国朝鮮人、沖縄の人々などの「小さな声」「声なき声」を文学によって記録した作家たちの作品も敬意を込めて取り上げられています。★石川達三『生きてゐる兵隊』、三島由紀夫『仮面の告白』、井上ひさし『吉里吉里人』、永井隆『長崎の鐘』、村上春樹『ノルウェイの森』、梁石日『夜を賭けて』、三浦綾子『氷点』、いとうせいこう『想像ラジオ』……時代を映す105作の要点解説に加え、芥川賞／直木賞 受賞作一覧、戦後文学略年表を付録。「現代文学便覧」としても活用できます！【編集者コメント】読書離れが叫ばれるいま、「何を読んだらいいのかわからない」という声を多く耳にします。本書は、そうした悩みに応えるべく、「今こそ読まれるべき戦後文学の秀作」105作品を精選しました。若い世代の読者には戦後文学との新たな出会いを、かつて親しんだ世代には懐かしい再会をもたらしてくれます。なぜ「現代日本文学」ではなく「戦後文学」なのか――その答えは、大江健三郎氏が語った「生きる人間のモデルを提示する」という文学の役割にあります。日本の近現代文学の歴史の中でも、それをもっとも明確に果たしたのが戦後文学だったのです。著者は、50年にわたり日本の近現代文学に向き合ってきた研究者・文芸批評家。その確かな目で選ばれた作品群は、混迷する時代を生きる私たちに、大切な何かを手渡してくれる一冊です。画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/440144/LL_img_440144_2.jpg目次画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/440144/LL_img_440144_3.jpg中面見開き1画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/440144/LL_img_440144_4.jpg中面見開き2【著者紹介】★黒古一夫(クロコカズオ)著／1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授。主な著書に『立松和平伝説』『大江健三郎伝説』(河出書房新社)、『林京子論』(日本図書センター)、『村上春樹』(勉誠出版)、『増補 三浦綾子論』(柏艪社)、『『1Q84』批判と現代作家論』『葦の髄より中国を覗く』『村上春樹批判』『立松和平の文学』『ヤマトを撃つ沖縄文学』『黒古一夫 近現代作家論集』〈全6巻〉、『在日朝鮮人文学論』(アーツアンドクラフツ)、『辻井喬論』(論創社)、『祝祭と修羅―全共闘文学論』『大江健三郎論』『原爆文学論』『文学者の「核・フクシマ論」』『井伏鱒二と戦争』(彩流社)、『原爆文学史・論』(社会評論社)、『蓬州宮嶋資夫の軌跡』(佼成出版社)他多数。【本書の概要】書名 ： 戦後文学案内 105人の作家を読む発売日 ： 2025年6月30日販売場所 ： 全国書店・インターネット書店定価 ： 2,970円(本体2,700円＋税)体裁 ： 四六判／300ページISBNコード： 978-4-333-02940-2URL ： https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b663618.html【会社概要】社名 ： 株式会社佼成出版社代表者： 代表取締役 中沢純一所在地： 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1URL ： https://books.kosei-shuppan.co.jp/