●楽天回線対応Androidスマホの方が無難
そもそも公式回答は、「iPhone(iOS)は動作保証対象外」。つまり、現時点ではAndroidスマートフォン(スマホ)限定の通信サービスとなる。4月22日から順次、パートナー回線の月間データ容量は当初の2GBから5GBに増量し、容量超過後も最大1Mbpsで使えるように改定されたため、行動範囲が楽天自社回線エリア外でも実用性が高まったと思われた。
ところが、例えば、iPhone 11でパートナー回線エリアだと二段階認証に使われるSMSが受信できない。そのため、常にiPhone1台しか保有する気がないなら、他社回線やMVNOの楽天モバイルからの移行は、自宅やよく行く商業施設などが楽天自社回線エリアに入るまで待った方がいい。
全国のキャリアショップの多くが営業時間を短縮し、一部の家電量販店も臨時休業している今、オンラインでの購入・回線契約が推奨されるが、機種と回線の組み合わせによっては全く使えない、一部の機能が使えない可能性がある。他社も基本的に同様であり、オンライン申し込み時は事前に公式サイトをしっかりチェックしよう。(BCN・嵯峨野芙美)
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