選挙調査などを行っているグリーン・シップは、9月26日と27日にわたって自主調査を実施、毎月調査している内閣支持率以外に注目が集まる携帯電話料金引き下げについても調査した。携帯RDD(乱数番号法)にIVR(自動音声応答)でアンケート回答の許諾をもらった2882人にショートメールを送信して、ウェブアンケートで全国1748人から回答を得た。


 現在利用している携帯電話キャリアは、83%がNTTドコモ、au(KDDIグループ)、ソフトバンクモバイルの3大キャリアで、楽天モバイルなどの格安スマートフォンスマホ)が17%。今の月額料金ではなく「妥当」と思う金額について聞いたところ、3大キャリア保有者は3000円台(28%)が最も多く、次いで5000円台(24%)という。
 格安スマホ保有者で最も多いのは2000円台(36%)で、次いで1000円台と3000円台が24%。3大キャリアと格安スマホの保有者の現在の月額利用料と比べると、3大キャリアで約2分の1、格安スマホで現在の料金でおおむね満足していることが伺える結果になったとのことだ。
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