日本トレンドリサーチは、全国の男女計600人(20代以下・30代・40代・50代・60代・70代以上、各100名)を対象に「マイナポイント事業に関するアンケート」を実施し、結果をサイト内で公開した。このアンケートは5月19日~5月24日におこなわれた。


 初めに、現在、自身のマイナンバーカードを持っているか聞いたところ、67.7%の人が、マイナンバーカードを「持っている」と回答した。世代別に集計すると、60代、70代以上では8割近くの人がマイナンバーカードを「持っている」と回答した。
 自身のマイナンバーカードを「持っていない」と回答した194人に、今後、自身のマイナンバーカードを作る予定について聞くと、今後、自身のマイナンバーカードを作る予定は「ない」人が7割近くを占めた。
 現在、自身のマイナンバーカードを「持っている」と回答した406人に、2020年9月1日~2021年12月31日まで実施された「マイナポイント第1弾」に申し込みをしたかを聞いたところ、75.4%の人が「申し込みをした」と回答した。
 現在、マイナンバーカードを「持っている」、もしくは今後マイナンバーカードを作る予定が「ある」と回答した466人に、「マイナポイント第2弾」について聞くと、63.9%の人が、「申し込もうと思う」と回答した。
 マイナンバーカードを「持っている」人について、マイナポイント第1弾についての回答別に、第2弾の申し込みについての回答を集計した。マイナポイント第1弾に「申し込みをした」人の75.2%が、第2弾も「申し込もうと思う」と回答したが、第1弾は「申し込みをした」が第2弾は「申し込もうと思わない」という人も7.2%いた。
 第2弾は「申し込もうと思わない」という人は「健康保険証として利用登録したくない」「健康保険証や銀行口座はプライベートなものなので、悪用されたら困る」といった第2弾の条件に対する抵抗感が理由にあがった。
 今回のアンケート調査では、マイナンバーカードを現在「持っている」人75.4%が、マイナポイント第1弾に「申し込みをした」と回答した。
 マイナポイント第1弾に「申し込みをしなかった」理由で、「マイナポイント第1弾が始まる前にカードを作ったから」や「スマホが対応していなかった」などがあったが、実は、期間前にマイナンバーカードを作った人でも申し込み可能で、スマホが対応していない場合は市区町村の窓口などで申し込むこともできた。
 「マイナポイント第2弾」も、スマホがマイナンバーカードの読み取りに対応していない場合は、市区町村の窓口などで申し込むことができる。
 また、マイナポイント第1弾のときに申し込みをしていない人は、すでにマイナンバーカードを作った人も最大5000円相当のポイント付与申し込みができる。

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