「OPPO Reno7 A」は2021年にロングセラーモデルとなった「OPPO Reno5 A」の後継機。キーフレーズの「ときめき、長持ち。」は、マーケティングで明らかになった「長く愛着を持ってスマホを使いたい」というユーザーのニーズを反映した。スマホの「買い替えサイクルが早い=短期間で廃棄されてしまう」という問題点にも着目し、環境に配慮した工夫を取り入れている。
画面サイズは約6.4インチで画面占有率89.4%の有機ELディスプレイを搭載。解像度は2400×1080(FHD+)、リフレッシュレートは90Hz。高精細かつなめらかな画面表示を実現している。重量は約175g、厚さは約7.6mmとスリムなボディでホールド感も高い。従来モデルはやや丸みを帯びたフォルムだったが、OPPO Reno7 Aはよりシャープな形状でスタイリッシュさが際立っている。
“長く使ってもらう”というコンセプトは、ハードとソフトの両面に表れている。ハードにおけるポイントは独自の背面加工技術「OPPO Glow」。
ソフトウェアにおけるポイントは、36カ月使用しても操作の快適性が持続するシステム劣化防止機能だ。メモリ圧縮方式を変更することでシステム稼働領域の効率性を上げ、劣化具合を5%以下に抑えるという。また、マルチタスクを快適にするためにストレージ用メモリをRAMとして拡張する機能を搭載。拡張は2/3/5GBの3段階から選択できる。
アウトカメラはトリプルレンズを採用。広角(約4800万画素)・超広角(約800万画素)・マクロ(約200万画素)で構成される。インカメラはディスプレイ隅にパンチホール形状で配置。有効画素数は約1600万画素。
日本市場の開拓が成功した要因ともいえる「防水・防塵」「おサイフケータイ」にも対応。防水・防塵についてはPX8・IP6Xと高い水準を満たしている。バッテリも4500mAhと大容量。フル充電で約20時間の動画視聴、もしくは約39時間の音楽再生が可能だ。18W PD 2.0急速充電にも対応しているので、約30分で40%の急速チャージができる。
OSはColorOS 12(ベースはAndroid 11)、CPUはQualcomm Snapdragon 695 5G(オクタコアCPU:2.2GHz×2+1.8GHz×6)、SIMカードスロットはデュアル仕様で、microSDスロットを備える。生体認証は顔・ディスプレイ指紋認証に対応。通信規格は5G(sub6)/4G LTE。Wi-fiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac。キャリアアグリゲーションにも対応する。(BCN・大蔵大輔)
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